子供が勉強しない、宿題しない。手伝いしない。
もし、そんなことで悩んでいるとしても、あることをすると解決の可能性が!
それをすると、子供の自己肯定感を育むことになります!
また、親子の関係が良くなります。
そしてお子さんが、どんどん自分の話をしてくれるようになります。
勉強も自らするようになるかも。
では、なにをすればいいかというと・・・
話しを聴くことです。
いつもご登場いただいている木下晴弘さんは、人が幸せな人生(感謝、お金、信頼を得た状態と仮定します)を送れるようになるためには、まず、できた人である必要があるといいます。
できた人とは、コミュニケーション能力があり、人格的にもOKな人。
決して、勉強ができる(できる人)とか、お金を稼ぐ能力(稼ぐ人)が第一だとは述べていません。(それらは、あとの努力でついてくる)
その点について私も同感です。
では、どうしたら子供をできた人に育ててあげることができるでしょう?
それには、5つのステップがあると言います。
①自己の重要感を体験する。
②話を聞く
③彼らの行動を喜ぶ
④自分が源泉の考え方を伝授する
⑤肯定的なノームをつくりだす。
①の自己の重要感を体験するに関しては、先日、記事にしました。
今日は、②の話を聞くことについて書きたいと思います。
話しを聞くことは、相手の存在を受け入れることでもあります。
それによって、子供の自己肯定感を育むことができる。
それは子供も含め、人にとってとても大事なことです!
木下さんは、その効用についてさらにこんなことも述べます。
まず、前提として、リーダーとして(親、教師、その他)は、子供の話を全身全霊で受け取る必要がある。受け入れるのではなく、受け取る。(聴く)
その違いは?
受け取る
相手がこう考えているという事実を認識するだけ。
受け入れる
相手の言っていることと、自分の価値観をすり合わせていって、場合によっては正しいか、正しくないか、よいか、悪いかを決着をつけて、落とし所を求めていく社業なので、しんどい。
その点で否定したり、アドバイスなどをしないで、「あなたは、そう考えているのね!」とただ受け取ればいい(聴く)。
相手がそのように考えているという、その事実は変えられませんので!
そして、話を十分に受け取っていると不思議なことがおこると木下さんは述べます。
どんなことがこるかというと、子供がどんどん話し始める、と!
それには、ある効果が秘められています。
それは・・・自分の言葉を自分で聞く、それを内観と言うそうです!
人間というものは、自分の心の声には従う生き物で、内観をすると「おれは、やっぱり、こうしたいんだ」と思う。そして内観に従って見事に行動に移ってくれるとのこと。
実はコーチングというのは、質問を投げかけて、それに対して相手が答えるのを徹底的に受け取ることによって、相手に内観をおこさせて、行動につなげていく技術だ、と木下さん。
それによって、子供は、おそろしいほど行動に移してくれるとも述べています。
とにかく、質問し、話を聞くことは、子供の存在を認めることにつながることと、やる気を起こさせるうえでも大きな力を持っています。
ただ、それには、ちょっとした訓練が必要かもしれません!
なぜなら、相手の意見を十分に聴かないで、否定してしまったり、アドバイスをしてしまうことが往々にしてあるからです。
そうしてしまうと子供を含めた相手は、話を聴いてもらったという実感を持てません。
だからこそ、そうしないように、十分に話を聴けるように、訓練が必要になると思うのす。
それを行うならいいことがいっぱいあると思いますよ。
勇気づけ勉強会では、そんな話を聴く(受け取る)練習なども行っています。