●子供たちの未来のために! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

今日はちょっとひとりごとを!


一冊の本を読みました。


それを読んで10年以上前の出来事を思い出しました。


どんな出来事かというと・・・


その日、私はだいたい午後4時ごろだったと思いますが高速道路のサービスエリアによりました。


仕事から帰る途中、小腹がすいたのでお蕎麦でも食べて行こうと思ったのです。


サービスエリアにつくと小雨が降っていて、なぜか、ヘリコプターが上空を旋回していた。


ヘリコプターが大好きな私は傘もささずに


「なんでこんなところをヘリが飛んでる?」


と思いながらしばらくそれを見ていました。


小雨にぬれながら!


そしてサービスエリアに入って天ぷらそばを食べ帰途についたのですが。


家に帰って夜のニュースを見ると・・・


とんでもないことが起っていたのです・


それは1999年9月30日。


なんと茨城県の東海村にあるJCOという核関連施設で臨界事故が起っていたのです。


そして私が立ち寄った東海サービスエリアは、JCOから500mくらいしか離れていないところにあったということを知りました。


ヘリコプターが上空を旋回していたのは、その事故現場を撮影するため。


ただ、そのニュースを見た段階では、


「そんなことがあったんだ」


そんな程度の認識でした。


でも、なんと翌日からその区間の高速道路は通行止め。


JCOから近い国道6号線も通行止めになってしまいました。


その時の私の考えは・・・


「ふざけるな~!なんですぐに通行止めにしないんだ」


あの事故は確か午後の1時ころに起っていたようです。


私が東海サービスエリアでお蕎麦を食べたのが、4時ころ。


そしてその翌日から高速は通行止め。


「もっと早い対応は取れないのか!」


そう思いました。


もしかすると中性子線の被ばく?


5年ほど前に体調がすぐれないことがあったのですが、その時は「もしや」と思いました。


話しは変わって、大きな被害をもたらしたあの地震から8カ月が経過しましたが、その後の原発の事故は人々の生活に大きな影響を及ぼしましたね。


その際の対応の遅さにも不快感を感じたものの、あまり気にも留めずにいました。


しかし、昨日の記事 で書いた店長さんが勧めてくれた本を購入し読んで考えを改めました。


その本とは、「原発のウソ」小出裕章著


この本を読んで、原発の問題点とそれを運用することが、将来の子供たちに影響を及ぼしかねないことを知りました。


まず、よく放射能の問題で「現段階では影響はない」という報道を良く耳にしましたが、それが詭弁であること。


影響を受けるのは子供たちであること。


また、原発を運転することによって核のゴミがどんどん増えていて、それを管理することができないのではないかという恐れがあること。


将来の子供たちのことを考えると少しばかり不便をしてもやっぱり原発にはNOと言った方が良いのかもしれないと思いました。


著者の小出さんは最後の部分でこう書いています。


もし、安全な地球環境を子供に引き渡したいのであれば、その道はただ1つ。「知足」しかありません。代替エネルギーを開発することも大事ですが、まずはエネルギー消費の抑制こそ目を向けなければなりません。


「知足」、つまり足るを知る。


これまでのように豊かさや便利さを追求するのではなく、少しばかり不便であってもその状況に満足し、生活することが求められているのかもしれないですね。


最後に、これらの問題を考える上で、このブログ をご紹介して終わりにしたいと思います。


ぜひ、過去記事で福島に取り残された動物たちの姿を見ることをお勧めします。


胸が締め付けられます。