「なぎなた読み」ってご存知ですか?
面倒な説明は置いておいて、まずは、実例から!
ここではきものをぬいでください。
上の文の意味をどのように捉えましたか?
ご存知の方も多いと思います!
上の文は句読点をどこに打つかで意味が違ってきます。
「ここで、はきもの(履物)を、ぬいでください。」
「ここでは、きもの(着物)を、ぬいでください。」
このようにわざと点に位置が変えることによって意味が変わる読み方を「なぎなた読み」って言うそうです。
「弁慶が、なぎなたを持って、刺し殺したとさ」を、
「弁慶がな、ぎなたを持ってさ、し殺したとサ」
って読んだ人がいたとか?
そこからなぎなた読みって名前が付いたらしいです。
では、次の文をどう読みますか?
ふろにはいるかはいらないか?
「風呂に入るか、入らないか?」
「風呂にはイルカは要らないか?」
では、これは?
きょうじゅうにたべましょう。
「今日中に、食べましょう」
「教授、ウニ食べましょう。」
これは?
あのおかまでかけていくわよ
「あの丘まで、駆けて行くわよ」
「あのオカマ、出かけて行くわよ。」
ではではこれは?
ぱんつくったことある?
「パン、作ったことある?」
「パンツ、食ったことある?」
おもしろいですよね。
句読点の位置が違うだけで意味が変わる。
ぜひぜひ、そんな文章をお子さんと共に考えてみるのはいかがでしょう?
出典は、
アビトレ、聞かせる授業小ネタ集《2011年6月★22号★》でした。