昨日、注文しておいた本が届きました。
アドラー心理学関係の本が4冊と勉強関係の本が1冊。
届いた本をペラペラめくっていて、幸せな気分にひたりました。
今回、注文したのは、アドラー心理学の・・・
やっぱり、アドラー心理学関係の本は、読んでいて楽しい。
たとえば、この本。
アドラー心理学だけを扱った本ではないのですが、
諸富祥彦さんの「生きづらい時代の幸福論」
何人かの心理学者の考えを紹介しているのですが、そのなかにアドラー心理学も含まれています。
著者は、アドラー心理学について、
「それは『幸福の基本』を教えてくれる心理学です」
と述べて、こんなふうにも書いています。
「だからでしょうか。アドラー心理学を学んでいる人は、じつに温かくて、人柄がいい方が多いように感じます。
心理学関係の業界に携わっている方にはお分かりだと思いますが、心理学者やカウンセラーには案外、ちょっとひねくれていて、つきあいづらい方も少なくありません。
その点、アドラー心理学を学んでいる人には、ハッピーで温かい空気に満ちている方が多いのです。
その意味で、幸福になりたい人には、とてもお勧めの心理学です」
これを読んで、アドラー心理学を学んでいるお仲間を振り返ったとき、書かれているとおりだなと思いました。
あの人も、この人も、本当にオープンで、ハッピーで温かい雰囲気をもっています。
アドラー心理学を学んで良い仲間ができて本当に良かったと思います。
そして次の本。
「アドラー心理学に学ぶ勇気づけ学級づくり」
この本は、小学校の先生が、アドラー心理学に出会い、失敗しながらも徐々にその考えを学級経営にアドラー心理学を実践していく様が書かれています。
しかも、実践的で学びの多い本。
例えば、
「家での手伝いをしない子が、ケーキ作りに興味を持ち、チーズケーキをお母さんと一緒に作った。いつもは手伝いもしない子にお母さんは喜んだ。」
こんな場合、どんな言葉をかけますか?
「美味しいのができて良かったね」
「がんばって作ったね。偉いね」
こんなふうに言う場合が多いかもしれません。
ただ、このような言葉だと上から目線で、言われた側は評価されていると感じるはず。
そのため、アドラー心理学を日本に最初に紹介した野田先生はそうは言わないというのです。
野田さんのような言い方だと・・・・・
誰でも聴いた人は嬉しいと思うはず!
その言い方とは・・・・・?
引き延ばしてすみません。
答えは、
「一緒に作れて楽しかったね」
これぞ、勇気づけの真髄という感じですね。
とても学びの多い本でした。
さて、今回、5冊のうち、4冊の本は、なんとブックオフを利用。
かなり安く買うことができました。
例えば、今回購入はしなかったのですが、「勇気づけて躾ける」という本。定価で3000円します。
それが、今回チェックしたらなんと・・・
なんと200円。
ちょっと安すぎです。
決していい子は、マネをしないでくださいね。
著者の印税が減ってしまいますので!(笑)
とにかく安く本を買えるって魅力的!
しかも今は絶版になっている本が買えるのも。
たまにチェックすると掘りだしものに出会えます。