心・カラダ・魂を浄化して
真の喜びへと導く心理セラピスト
白城由起子です。
怒っちゃいけない
そう思っている人って
結構多いです。
確かに、
腹が立ったからと言って
思いつくままに
何でも言っていては
人間関係を崩してしまいますし
相手に怒っている様に見えて
実は自分の中にある
劣等感や、勝手に設けている制限が
原因であることも、多いものです。
自分の心を見つめることを
大前提としての話なのですが、
怒りを表に出す、
相手に伝える、
というのは
決して悪いことでもないし
恥じることでもありません。
そもそも、
私たち人間も
野生動物の一部です。
住む環境や
使う道具が進化しているだけで
本能的な部分というのは
野生動物と大して変わらないと思っています。
動物たちが怒ったり
相手を威嚇する時って
どんな時かを考えてみると
私たちが怒ったり
腹を立てる時と
さして変わらないんですね。
自分の命や立場を
脅かされた時には
本能的に歯をむき出しにして
相手にかかっていきますよね。
(あなたじゃなくて野生動物がね)
相手が自分より強ければ
逃げる!という手もありますが
相手が至近距離まで来ていて
逃げるには遅い時や、
相手が自分よりも弱い場合や、
子どもを産んだばかりの母親のように
守るべき存在がいる場合は、
それこそ自分の命をかけて
相手と戦いますよね。
怒りって、
生きていくために
必要不可欠なんですね。
クライアント様と話していても
心の中に怒りの感情が
わき上がってきただけで
人間として未熟だと
自分を責めている人が
とても多いように感じています。
もちろん、
その怒りをどのように伝えるのかは
相手のとの関係性や
タイミングや
使う言葉を
選んでいく必要はあります。
でも、
怒りがわき上がって
くること自体を
止めることは不可能です。
だって、
本能なんだもの。
食欲や睡眠や排泄を
もう一生しません、
と言っているようなもの。
怒りを感じることそのものを
止めるなんて不可能です。
あまりにも失礼な態度や言葉を
向けられた時には
きちんと怒ることも大事です。
変に大人ぶって格好つけたり
やせ我慢したりする必要はありませんし、
本気で腹が立っていなかったとしても
自分をあまりにも軽んじてくる相手には
きちんとそのことを伝えても
良いと思います。
怒ることって
自分の命を守ることです。
ただし、
伝える時には
理性と相手への思いやりを
忘れずに
相手が受け入れやすい
言葉やタイミングを選んで
話してみてくださいね。
こちらの記事でも書きましたが
↓
怒りはどうしてなくならないの?なぜなら愛と連携すると、とてつもない世界平和を実現出来るから
怒りって、
人類の繁栄のためにも
必要な感情なんですね。
だから、
怒りを感じる
怒りが沸き上がってくる
その事自体は
決して悪いことでもないし
恥じることでもありません。
さっきも書いたけど
本能なんだもの。
こんな小さいことで
怒ってしまうなんて
私ってばなんて未熟なの
なんて意地悪なの
って思うかもしれないけれど
「小さいこと」だと思っているのは
私たちの頭であって
心と本能にとったら
命を脅かす危険性があるぞ
くらいに危機を感じているわけなので
なぜ怒っているのか
どうしたら怒りは収まるのか
ちゃんと自分の怒りを感じてあげてください。
それで、
その小さいことが
なんで自分の気持ちを
こんなにも揺るがしたのか
それを知れば
もう脅威ではなくなるから
怒ることも少なくなっていったり
怒りのボルテージが
マイルドになっていくと思います。
私の印象では
自分を守るための怒りと
他者やコミュニティを守るための怒りは
種類が違うように感じています。
自分を守る怒りって
原始的で次元が低いってことを
さきほど紹介した記事でも
書いたのだけど
怒りを感じてはダメ
ってことではないんですね。
怒りを晴らすために
相手を傷つけることが
目的になっちゃうと
それは本来の怒りの使い方とは
違ってきてしまいます。
怒りはあくまで
自分の命を守ることと
この世界が繁栄していくために
使うもの。
そこをよく理解して
理性と本能の両方で
バランスよく怒りを活用すると
むしろ愛が広がっていきます。
怒りを感じるって
それは、自分に対する
大きな大きな愛のエネルギーが
渦巻いてるってことだよ
自分の中の怒りを解放して
宇宙の愛を体感したいという方は
個人セラピーへどうぞ(^^)
2月の個人セラピー募集中