はや寿司 | 田舎のイタリア食堂 ありっちのブログ アリッチ イタリアーノ

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田舎のイタリア料理店のオーナーシェフ ありっちが気まぐれで書くブログです。
まかないや趣味の事…最愛の相方との出来事…。
レシピも時々…。

あせ寿司…最近は 本慣れ寿司ではなく はや慣れが 主流…。

私が幼い頃は 大きな樽に 塩サバで 作った あせ寿司を 30日程 熟成させて 自然発酵したものが 好まれていました。

樽の蓋を開けると 甘酸っぱい香りが 鼻腔を 刺激し 食欲が わいてきたものです…f(^_^;

各家庭の作り方があり 近隣の方に 貰っても 「うちの家のほうが 美味しいし‼」なんて
いつも 思っていました。

基本には 塩おにぎりに 塩抜きした塩サバを のせて あせの葉っぱで ぐるぐる巻き…。

樽に しっかりと 詰めて 塩水で 浸して 重しを ドスン!

蓋を きっちりとしめて 涼しい場所にて 熟成発酵を 待つのですが…。

発酵した本慣れ寿司が 苦手な若い方が 多くなり 最近は 酢飯に きずしを のせて 当日から翌日にかけて 食べる はや寿司《押し寿司》が スーパーマーケットでも 売られています。

そんな はや寿司を 手早く 美味しく 作る方法を 少しばかり…(((^^;)

まず スーパーマーケット等で 大きく柵どりした お刺身用の魚を 買ってきます。

アジや ハマチなど 鮮度の良い魚を お好みで…。

今回は ハマチを 用意しました。

お刺身用なので 皮も 骨も 除いているので 下処理も 最低限で …。



厚い部分は 開いておきます。

両面に 塩を まぶして 脱水します。

10分後 さらに 塩の半分量のグラニュー糖を かけて 一時間 冷蔵庫内で 寝かせます。

60分 経過したら 流水で 塩と砂糖を 流して 脱水ペーパーに 包んで 水分を 拭き取ります。

容器に 市販のスシ酢を 入れて 上記のハマチを 浸けます。



冷蔵庫内で 約二時間  ゆっくりと マリネします。

温かなご飯に すし酢を 加えて 優しく 手早く 混ぜ合わせ スシ飯を 作り 室温まで 冷ましておきます。

ラップフィルムに あせの葉っぱと マリネしたハマチを のせます。

その上に 室温まで 冷ましたスシ飯を 薄くひろげ  ラップフィルムの端から 丁寧に 巻きます。

できるだけ きつく巻くのが ポイントです。

あせの葉っぱは 香りつけのためなので 軽く 一枚 添えるだけ…無くても まったく 問題は ありません…f(^_^;

3時間程 冷蔵庫内で 馴染ませれば 完成です。

切り分ける時は ラップフィルムを 巻いた状態で
切ると 簡単に キレイにカットが できます。



スシ飯の中に 刻んだ青じそを 加えるとまた 風味豊かな はや寿司に…。

お昼頃に作れば 夜ご飯には 間に合っちゃう♪

ぜひ 簡単!手抜き はや寿司を お試しください!

(≧▽≦)v