【絶品の一皿】なんとなく 高級なイメージですね!
でも 絶品の味は 庶民的な料理にこそ 感動を 見いだす事が できるんだと思います。
高級な食材を さらに 吟味し 腕自慢な料理人が 腕によりをかけて 調理された一皿…なんとなく 当たり前な感じが 漂ってしまい 料理としての感動が なくなってしまうんです。
「こんなに 高かったら 当たり前じゃん!」
少し ひねくれ気味なのかも…(--;)
数年に一度 「これは…(・・;) 」と 思う 一皿に 出会います。
そう…先日も そんな 出会いが ありました。
大きな鯛の頭を 生姜風味に 仕上げた あら煮です。
鮮度と 丁寧な下処理のおかげで 生臭さは 全くなく 鯛の旨味だけが ストレートに感じる事のできる 一皿でした。
強火で 加熱された 鯛のアラは とても ジューシーで 独特の旨味ある脂質分が 表面を 取り囲み 見ためにも 満足のある仕上がりです。
この料理が 料亭での一皿として 提供されたものなら 「うん!美味しいね♪」と…。
でも 今回のお店は そんな 高級店ではなく 普通の食堂の一皿です。
食材へのこだわりも 必要ですが 【正確に基本を 守った 調理が 大切!】と 若い頃に 上司から 指導された事を 思いだしました。
まさに 基本を 忠実に 守った 鯛のあら煮は 「美味しい~♪」の気持ちと共に 絶品の一皿として 私の味覚中枢に 記憶させて いただきました。
美味しい!は しあわせ♪
今日も 出会いに 感謝です…(*^^*)v