大阪マラソン振り返り③完走の感想 | 2時間59分の攻防(//∇//)

大阪マラソン振り返り③完走の感想

前行程など詳しくは同行の相棒 どぅ~ちゃんのブログに。

 

PBペースの@410で30㎞通過を目指そう。

サブスリーペーサー集団の中で窮屈に走るのは煩わしいので前に出ると、

ほぼキロヨンになってしまい、自制するも過去最速の5㎞ラップで入った。

 

5km 2025 @405

 

幸い5㎞@405でも息が上がっていない。

あまり自制せず410を切るくらいで行ってみる。

PBを狙うならある程度のリスクは仕方ない。

 

10km 2041 @408

15km 2046 @409
 

PBペースながら淡々と刻むことができていた。

ハーフは過去最速での通過が確実だろうからと

少しペースを緩めてしまったかも。

87分台は練習で頑張って出すタイムなので楽ではないはず。

 

20km 2059 @411

中間点 1時間27分40秒台@409 ※過去最速

 

本日の相棒は3人。

一緒に出走したどぅ~ちゃんはかなり先にいるのでまあヨシ。

サブスリー返り咲きを誓うセンさん、

サブ3.5に初挑戦しているハロさん、

スライドで二人にほぼ同時にすれ違う。

どちらも一瞬だけど見えた顔つきに勢いがあった。

安堵とともに俺もひるまずに進まねばと。

ただ、いつもの巡航ペースに落ち着きつつある。

 

25km 2112 @414

 

苦戦の気配を感じ始めた。

あまりそれを意識せず耐える。淡々と淡々と。

30㎞過去最速の通過は確実と思っていたけどアオタイや別大とほぼ同じだった。

 

30km 2144 @420

30km通過 2時間5分47秒@411 ※過去最速まで4秒

 

残り1時間を切っても勢いではおせない。

どうやらPBは届きそうにない。

悩むことなくプランB(サブスリー必達)へスイッチ。

1㎞ずつ耐えて終盤に備えるしかない。

空がどんよりと曇ったままで寒々しいのが堪える。

自分は本番中は少々暑くても日差しが欲しい。

 

35km 2203 @424

 

うすうす気配を感じていたが、いよいよ近い...サブスリーペーサー集団。

40㎞手前あたりで吸収されれば、集団に食らいついて勢いでいける。


まだ早いぞ。。。


先頭のペーサーが真横に見え隠れする。

ラスト5㎞までは先行していたいと懸命に吹かして前をキープ。

背後に集団の空気を感じて生きた心地がしない。

ここで飲み込まれたら一気に最後尾に吐き出されて置いていかれる。

過去の経験がよぎる。

…昨年のアオタイ、19年の佐倉。


36㎞であえなく飲み込まれる。

やっぱりあっけなく最後尾になり、ちぎれる一歩手前に付く。

耐えるしかない。

 

そこで沿道から大阪国際スーパー一般ランナーの仲間の大きな声援を受けて目が醒める。



(音声ナシ)

 

ここで気を抜いたら一気に失速してジエンド。

でも徐々に集団に離されていく。

ペーサーは3時間の30秒以上前にはフィニッシュするだろうから、

100m先に見えていれれば間に合うはずだ。

風船を視界に入れておけばいい。

 

セルフ駅伝監督車の声掛けを脳内に巡らせる。

”さぁ~ここから~シンドイの当たり前~止まるな~耐えろ~動かせ~右左右左~前へ前へ~そうそうそうそう~間に合わせるよ~これあと〇分耐えるだけ~”

 

40㎞で2時間50分で通過すればキロヨンハンで間に合う。

苦しいけど呼吸を整えてラストに備えよう。

 

40km 2202@424

40km通過 2時間49分52秒@414

 

ラスト2.2㎞で残り10分7秒。

グロスサブスリーだとキロヨンハンでは少し届かない。

もう吹かす余力は残っていないので、いよいよキワドイかも。

最終手段の大声セルフ檄飛ばしを連発し無理やりペースを上げる、というか保つ。

 

サブスリーいくぞ!(絶叫w)

間に合わせる!(絶叫w)

 

おひとり「うわぁぁぁぁぁぁぁあああ!」などと言葉にならない奇声を発しながら爆走していくランナーもいた(笑)。

そうなにふり構っていられない。やれることをやる。

 

ラストの長いストレートでも確信が持てず、42キロを過ぎても必死のままフィニッシュラインに辿りついた。

 

42.2km 944 @426

FINISH 2時間59分36秒@415(グロス2時間59分49秒)

 

どぅ~ちゃんは別大PB初サブ255からさらに上を行く大快挙。

センさんは同じくギリ切りながらサブスリー返り咲きの快挙。

ハロさんは3時間28分台に滑り込んでサブ3.5一発攻略の大快挙。

私は、、、薄氷悶絶でサブスリー通算14本目の攻略の...快挙?(汗)。
 

4人でアレコレ振り返りながら名古屋への帰路につく。

とても楽しい週末だった。