別大2023 振り返り② | 2時間59分の攻防(//∇//)

別大2023 振り返り②

相棒どぅ~ちゃんが別大初挑戦で行き帰りの飛行機から全行程で同行。

詳しい行程はソチラを見返すこととしよう。

 

8時前、起床。

号砲4時間前より少し早く起床。

正午号砲なので朝はそんなに眠くない。

水分を摂りながら身支度をもぞもぞと。

 

9時前、朝食。

号砲3時間前に朝食を済ませる。

時間的にホテルで食べるのは別大だけ。

ホットコーヒーは欠かせない。

部屋に戻り身支度をつづける。

寝ころんでストレッチ。

ここではトイレの大問題しかほぼ頭にない。

 

9時半、出発。

ホテルから徒歩すぐのシャトルバス拠点へ。

 

10時、到着。

うみたまご着。マラソンやってる感ハンパない。

カテゴリー3は従前は海側だったけど今回は山側に戻った。

大型テント内で場所を取って座る。バスタオルは必携。

着替えて、補給セットして、ワセリン塗ったりする。

アップエリアで15分ゆるジョグ。はやる気持ちを落ち着かせる。

この時点の体感でウェアを決める。

トイレ大問題が完全解決。もうもらった。

 

11時過ぎ、スタンバイ。

流し4本。

動的ストレッチ。

腰高ドリル。

シューズ紐調整。

テントの目の前で荷物預け。

最終トイレ(空いてる)。

 

11時40分頃、整列。

前後左右の全員がサブスリーランナー。

みんな静かに、穏やかに、燃えている。

うみたまごの連絡橋よりスタートライン側で待機となった。

この場で号砲を待つところまできて、いつも緊張よりも安堵感に包まれる。

今年もいろいろあったけど、かいくぐり、鍛錬もし、元気にこの場に戻ってこれた。

もうあとは3時間ほど走るだけだ。

 

12時、号砲。

スタートラインまで29秒。

想定は30秒とドンピシャで通過。

キロ4分11秒が目安だが、少し届かないところで巡航モードに。

 

5km 2108 @413

しみついたギリサブスリーペースで通過。

予定より10数秒遅れてるけどまったくあせりなし。

楽に進むことだけを考えて別府の街並みがボンヤリ視界を流れていく。

 

10km 2104 @412

しみついたギリサブスリーペースは健在。

10キロで折り返してから少しペースがあがってくると予想。

次の5㎞は@411くらいでいきたいなと思いながら。

 

15km 2049 @409

気持ちがラップにキッチリ反映される。

体も落ち着いてきてオートドライブ感覚。

もう残り2時間切っているなとか思いながら。

 

20km 2050 @410

中間点 1時間28分26秒@411

別大国道をうみたまごまで戻ってきた。

これから逆の大分市方面へ直進する。

中間点を想定タイム帯で通過。

単純に2倍すると2時間56分台滑り込み。

 

25km 2052 @410

10キロ以降は4分10秒ペースで無理なく走れている。

天候が安定しているのとひたすら直進なので余計なことを考えなくていい。

 

...ここから30㎞までの区間が今回の課題。

いかに維持するか?

いつもなら、少しタイムを落としてタメを作り後半に備えるのがサブスリー常勝方程式。

今回はサブスリーは最後の砦で、そこからいかに前に行くかの挑戦。

 

30km 2059 @412

30km通過 2時間5分43秒@411*過去最速

前回のアオタイより3秒速く通過できた。

練習の30㎞走を含めて最速なので、けっこう頑張っているハズ。

56分台はまだ望みがある。

ただここから35㎞までは毎回あまりいいイメージがない。

落ちを最低限に抑える区間。

もう残るお楽しみは1時間を切っている。

 

35km 2142 @420

ここで56分台は絶望的と悟る。

一方、ギリサブスリーならもうキロヨンハンでも間に合う。

実際そういう会話が周りのランナーから聞こえてくる。

今回は57分台の自己ベストに全集中すると心が決まる。

 

...そうなると、40㎞通過時の残り時間をどう見るか。

今はキロ415~420でペースだけど、このままあと5㎞耐えたら、

ラスト2.2㎞はワンチャン加速できそうだ。

キロヨンは無理にしても、キロ405ならいけそう。

だと2.2㎞で9分ジャスト。

だから、40㎞通過時点で自己ベストまで9分以上残っていたら勝負しよう。

自己ベストは2時間57分55秒だから、2時間58分55秒までに通過したら、だな。

高架下が40㎞計測マット。それは覚えている。

見えてきた。さあ何分だ。

 

40km 2129 @417

40km通過 2時間48分53秒@413 *過去最速

なんと。残り9分1秒。リミット+1秒。

う~ん、やるしかない。

おきまりのパターン。

やることになったモードで強制加速。

ラストを堪能したいけどそれどころではない。

これゼッタイ陸上競技場で秒針と攻防になるヤツ。

40km過ぎの正念場。意外と元気そう🐾


大分陸上競技場に入る。

フィニッシュエリアにはどぅ〜ちゃんが無事完走して待っていた。

トラック周りにずらっと並んだ電光掲示をにらみながら1周弱。

やっぱりキワドイ。

しか~し、ここでけんもり道場で鍛錬してきた「ダッシュ奪取錬」が効いた。

41㎞ラップは4分3秒、のこり400mは3分50秒/kmを切っていた。

 

42.2km 858 @405

FINISH 2時間57分51秒@412 *PB


これだけラストで吹かせるんだったらもう少し全体ペースを上げることができるかもしれない(笑)。

ただ、今回は昨年11月の富山マラソンPBでラスト吹かしてから裏ハムの疼きが残っていて、これが精一杯の判断。

 

フィニッシュゾーン脇で大の字にひっくりかえる。

空を仰ぐ。

夕方になる前の青空。

タカが悠々と飛んでいる。

おわった。

まにあった。

気持ちいいな。

・・・。

さ、帰ろう。