現在、妊娠4ヶ月ですので、

しばらくは振り返って書いていきます。

 

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切迫流産①→リンク

切迫流産②→リンク

 

 

ナプキン購入のあと、

次に考えたのは

病院へ行かなきゃということ。

 

 

平日の20時半。



かかりつけの産婦人科は

分娩を行っていないので、

その時間は電話も繋がりません。

  


電車移動は不安なので

今すぐに病院で診てもらいたいけれど


できるだけ家の近くまで電車で行き

タクシーで向かえるところがいいかな、


と思ったところで

ダンナさんに連絡しなきゃと思いました。

 

 


コンビニから改札に向かいながら

家で仕事をしているダンナさんへ電話。


会議中でもなかったようで

すぐに電話に出てくれました。


 

「なんかね、駅のホームを歩いてたらね・・」

と説明をし始めたところで

堰を切ったように涙が溢れてきて。

 

 

突然大量に出血したこと、

今日一日、特に体調の異変はなかったこと、

出血の中に赤ちゃんらしきものはなかったこと、

でも、見たこともないほどの出血で

赤ちゃんはもうダメかもしれないこと、

今から家の方に向かうので

病院を探しておいてほしいこと、

母子手帳と履き替えるスカートと

お水を持ってきてほしいこと、


などを伝えました。

 

 


「昨日はあんなに元気だったのになんで・・」

「あの子がいなくなっちゃうなんてイヤ」

「でも、流産はよくあることだって聞くし」

「それでも生きててほしい」

 

 

ダンナさんの心配そうな声を聞いたら

昨日病院で見せてもらった

心臓のピコピコした動きが

急に頭の中に浮かんできて。


 

喪失感というか

心に穴が開いてしまった感じというか、

そういう感情が

溢れてしまったんだと思います。

 

 

その後、なんとか電車に乗りましたが

エコーの映像と

大量の血の映像が

頭の中をぐるぐるしていて

ずっと涙が止まりませんでした。

 

 

お腹に赤ちゃんがいること。

 


頭では分かっていましたが

つわりもとても軽く

まだお腹の膨らみもないので

あまり実感がわいていなかったし


「ほんとにいるのかな?」って

何度となく思っていたけれど。

 

 

いつのまにか

母親になることへの

心の準備を始めていたことに

こんなタイミングで

知ることになったのでした。

 

 

 

つづきます。