オペラと史実(アンナ・ボレーナ) | YUKIの何でも雑記ノート

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ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」にまつわる史実を調べたりしています。(^^;)


詳しい事は「エンタメおしゃべり帳」 にカキコしていますが、あちらのBlogに書いて送信した後でネットサーフィンしてみたら新たな事が分かりました。

同じBlogばかりに書くのもまたスパムとかに狙われても嫌なのでこちらに書きます。

(スパムは今は大丈夫かもしれませんが、万が一の事を考えて^^;)


「エンタメおしゃべり帳」 へのカキコは「アンナ・ボレーナ」の史実に関する人間関係だけを雑記的に書いていました。

それでこのオペラではタイトルロールのアンナは悲劇の王妃って感じで描かれています。

アンナ・ボレーナのモデルの実在の王妃アン・ブーリンは夫であるヘンリー8世に不貞の罪を着せられて処刑された悲劇の王妃とされていたと思っていたのですが、よく調べてみたら・・・このアン・ブーリンもかなりの根性していたと言うのか、怖いと言うのか。。。

アン・ブーリンの前のお妃である第1王妃もアン・ブーリンと同様に王女しかいなかったようですね?

それで第1王妃との間の王女はメアリーっていう王女だったようです。

それで第1王妃と離婚してヘンリー8世はアン・ブーリンと結婚したようですが、アン・ブーリンは第1王妃の王女メアリーをいじめていたみたいな事が解説された所を見ました。

この史実を読んだ時って一瞬オペラの「アンナ・ボレーナ」って、アン・ブーリンをかなり美化したんだなぁ~・・・とも感じましたねぇ。。。(^^;)


しかし、メアリーをいびっていたのは、もしかすると自分の娘エリザベスを女王にしたいが為にこんな仕打ちをしていた可能性があるのかな?・・・とも感じました。

この当時って、案外こういう事って考えられますよねぇ~?(-_-;)

ちなみにアン・ブーリンにいじめられた(?)とされるメアリーもアン・ブーリンの王女エリザベスも女王になったんですからねぇ。

しかしメアリーは女王になってもあまり幸せそうではなかったみたいな感じですね?!(-_-;)

その点、エリザベス1世はかなりやり手というか、政治力が高い女王だったとか。


「アンナ・ボレーナ」で出て来たアンナの女官ジョバンナはヘンリー8世の第3王妃であるジーン(ジェーン)・シーモア。

彼女はアン・ブーリンと違って第1王妃の王女メアリーにも暖かく接してたようです。

だからオペラから感じられるイメージ通りって感じもしなくもないです。(^^)


後はオペラには「スメトン」って呼ばれる音楽師が出てきていますが、彼も実在の人物だったようですねぇ。。。

本名はマーク・スミートンって言うんだそうですが、アン・ブーリンが不貞の罪に問われる時に拷問なんかに耐えられなくなって彼女と不倫関係になった事を自白してしまったとか。。。

それとオペラのリッカルド・ペルシーはリチャード・パーシと解説されているものもあるかと思えば、トーマス・パーシとも解説されているものも。。。(^^;)

一体、どっちが正しいんだぁ~???(-o-)

ちなみに史実でも、このパーシはアン・ブーリンの元彼だったようですねぇ。

パーシの詳しい人物像に関しては不明です。(^^;)


う~ん、このオペラはアン・ブーリンだけは案外美化されている雰囲気もありそうですが、他のキャラに関してはまぁまぁそこそこ史実にそった雰囲気はありますねぇ。(^^;)

史実に沿ったとは言い過ぎかもしれませんが、別に美化しているって程でもない様な気がします。(^^;)