前回の記事
の続き。。。
このオペラはストーリーだけでなく、やはり音楽がメッチャ大好き!(*^o^*)
特にアリムとシータの愛し合う二重唱なんか超ステキ!
アリムが最初に死ぬ時、直前にアリム&シータの二重唱が展開されますが、これが本当に聴いているだけでウットリしそうだし、また儚さも感じるんです。(^_^)
シータの「私は貴方様を愛しているのです。お救い致します。」に対してアリムの「私を救ってくれる為に・・・!だがもう遅すぎる!甘い将来の夢の事や無我夢中に誓った事はもう忘れてくれ!私をここに残してくれ!私の人生は腹を立てた神を慰めるのに十分だ!」それから「もう行ってくれ!私は神に打たれるのだ!」
本当に哀れさと儚い恋が感じられてそれがメロディーに現れている感じなんですよねぇ。
他は四幕二場のアリムのアリア。
これも大好き!(^o^)
「あぁ、私の愛しいシータ!アリムはもう王ではない。君の主人である彼はもう死んだのだ!」って始まる所。。。
シンディアに陥れられて王座を奪われ、その上に死に追いやられて神の計らいで生き返らされたアリムのアリアの冒頭(アリアの前にレチタティーボも入ってますけど)の言葉です。
悔しい思いをさせられたけどシンディアに対して少し寛大になっている面もあるかな?
だけどこれもシータへの愛があるから?・・・って感じにも個人的に捉えています。(^^;)
美しいアリアですが、死んだ時の事を思い出してるニュアンスの内容もあるので、若干複雑さも感じますねぇ。(^^;)