朝晩は気温が低くなり、温かい飲み物を欲するようになりました
夏場、ごくごく飲むお茶は凉性で利水効果がある大麦茶にしていましたが、
秋分の日を境にルイボスティーに戻しました
ルイボスティーは朝夜の気温差が30℃ほどある、南アフリカの乾燥した山脈地域で栽培されている為、
おそらく体を冷やす方向には向かないだろうと想像します(⇦性味表があるわけでなく、私の想像の域を超えませんので、さらっと流してください)
ただ、サジーなどと同じで厳しい環境で育つ植物は、自らを守る為、高い抗酸化作用を持つものが多いですね
さて、2、3日前から急に朝起きに喉がいがらっぽくなるように
体の乾燥が知らず知らずのうちに始まっていますね
体を潤す食材と言えば白キクラゲ(甘淡/平)
(ちなみに、一緒に使った豚肉と枸杞子も滋陰・生津の効能がありますよ)
白キクラゲは主に肺に帰経します
この季節は「滋陰潤肺(じいんじゅんぱい)」がポイント
潤肺(肺をうるおす)、
生津(体の水分を生み出す)、
滋陰(体の水分を補うことで熱を取ったり潤したりする)
などの効能が期待できます
肺が整うと体内の水分調節もうまくいき、風邪のウイルスなどが入ってくるのを予防したりします
(通調水道…肺による体内水分の運搬&代謝&調節。水分を絶えず腎に運び尿をつくる)
今は温燥(残暑が残る秋)から凉燥(気温が下がり、空気が乾燥する秋)へ移行する時期
来る冬への準備期間ですね