こんにちは




①指がかじかむ通院の日の続きです。



前回のお話 



合わせて読んでくだされば

嬉しいですウインク





膠原病内科診察中…PC





花雪さんがやりたいなら別だけど





でも、先生はそれ以上は言わなかった。





(…先生、私の反応を見てる?)





「あの、先生…



私…先生がやった方がいいって

言うんだったらやってみてもいいっ

て思ってるんですショボーン







やりたいか、やりたくないか






何が正しい選択なのか

知識のない私が判断できる事ではない。






先生に問われたけれど、正直、

とても体調が悪い今、なんでも

いいから頼りたい気持ちだった。





しかし、私の体調不良は、

やはり、感染症かもしれない

五十肩からかもしれない



…ただの筋肉痛かもしれないんだ。



更年期、それか眠りの質が悪くて

寝不足だからかも…ショボーン






ベンリスタは免疫を下げる薬





ベンリスタは、

栄養ドリンクではないのだ




先生がベンリスタをグイグイ勧めて

きたら、「やります」とはっきり言った

かもしれない。





しかし、先生は、わたしが

先生が必要だと言うなら

と言う発言に




やはり、うっ、と一歩引いたように

思えて…




慎重になっているように思えて





今日、私がやってもいいと言ったのは

意外だったのだろうか…?





「あ、先生、五十肩がまだ治らなくて

痛いですショボーン


整形外科、まだ通っているんです。

筋肉もあちこち…手首まで痛いし」




「それから虫歯が…奥歯が虫歯で…

虫歯で歯が欠けて


リンパ、前、腫れていたでしょ?

あれ、虫歯だったのかも。


今度虫歯の治療しますショボーンあせる




「そ、それに…お腹、下痢しなく

なったんですが、逆に便秘になって

出しずらくてショボーンあせる憩室炎になりそうで…


(あぁぁ、私ってば、また💩の話を…笑い泣き)






先生は私の話を黙って聞いていた。





そして、





「薬は、副作用のリスクもあるし…」





やると言うことは、SLEと副作用の

リスクを天秤にかけながら判断しない

といけないって事で…






「とりあえず、(膠原病由来じゃない)

不調を良くしないと」






今のままでは、SLE症状として

ベンリスタの効果があるのかないのか

わかりづらいのだそうで…





ただ、体調が悪いと言うだけでは

増薬の理由にならない。




それに、先生にとってベンリスタを

入れるには、何か決定打が欲しいみたく…





「その方が効果がはっきりわかるし」







そう…



SLE由来でないと薬を入れる

意味がないから…








「来月また入れるよ

◯日でいい?」




先生は迷いなく来月の予約を

入れようとしてくれていた。





私は頷き




「はい…」





「………虫歯治して…リハビリして…


…どうなるかって事ですよねショボーン





この時、なぜか泣きそうで

声が震えて出なく…


私は声を振り絞って言っていた。







自己注射…ベンリスタが死ぬほど

やりたいわけではない。

できるならやりたくない



ただ、前に進めない自分に

落胆の気持ちが広がって…






先生は、私の様子がおかしいと

思ったのか、こちらを見た。





「うん、そうだね」





「様子をみさせてもらうよ」







お薬を処方してもらった後、


私はお礼を言って席を立ち

出て行こうとした。







先生は、パソコンに向かって

作業をしながら





「お大事に」





…と






先生の「お大事に」が

沈んだ私の心に染みこんだ



少なくともSLE由来でないにしても

不調を感じている私を理解してくれた

から…





「ありがとうございましたショボーン




私はもう一度頭をさげ、お礼を言い、

診察室を後にした。






部屋を出ると待合室には

患者が増えていた。






少し離れた場所で、メモを取ろうと

ペンを持つも、右腕が吊って字が

書けなかった。



なぜこんなに右側が不調なのか?

五十肩ってこういうものなのかな。






なかなか呼ばれない会計を

待ちながら、先生に言われた事を

思い出す。




先月、感染症になったり、コロナ

ワクチンをした影響は、炎症がない

にしても、白血球に出ていたのでは

ないか





そして補体の低下



私のSLEの自己抗体は

地味に活動をしているんだと思った






「だからどうって事はないけれど」





先生のいつものセリフが頭をよぎった。





…そうだ、






どうって事はないんだ…私は








太陽




外は太陽が高くなり眩しかった。






(あ、…日傘…)



今になって日傘を家から

持ってきていない事に気づく。





足早に薬局に移り、主治医先生に

処方してもらったお薬をもらった後、



帽子を目深にかぶり、手袋を

着け駅へ向かった。





朝の寒さは緩み太陽が暖かかった。





帰り、暫くパンは焼けないだろうと

パンを買った。



焼きたての食パンは、ずっしり重く

五十肩の私は少し後悔する。






バスバスバス




いつもの桜の木の近くには、

学生たちが久しぶりの再開に

談笑していた。




私は初々しい彼らをチラリと見、

家へと向かった。







庭には真冬に咲いた赤い薔薇が

美しく…



でも、悩ましげにうなだれている

ように見えて







帰宅して足を温めると、足の指が

熱を持ち、腫れぼったいと思ったら

少しだけ霜焼けになっていた。




朝のかじかむ寒さのせいか…?




朝の冷えは、手指がじんっと痛くなり

痺れるいやな感覚があった。



(今年は暖冬だから霜焼けに

ならないと思ったのに…ショボーン)










…もう、考えるのはやめよう







正直、もう疲れて






考えるだけでストレスで、それだけで

体調が悪くなりそうだからショボーン







時が来れば…




何かのきっかけで、私の身体が

ドンッと来る事があるならば





その時は正直、

来ないで欲しいけどショボーン







その時は…








私がひそかに期待したのは、

早めの増薬でSLEの亢進を抑え

られるのではないかと







しかし、あの薬は

そういう薬ではないんだろうねショボーン




それに、プラケニルがダメになった

時、代わりになる薬が必要で…




それが、ベンリスタになるかも

しれないから、試してみたい

気持ちもあった











…先生、今年もいてくれるのかな








そういや、今日はまたちょっと

咳してたな







先生の方がお大事に…だねショボーン







次は…





迷惑かけないように体調を

良くしなきゃ





大丈夫ですって、笑顔でいなきゃ







そう、思う私なのでした…ショボーン








血液データ(一部) 

採血日2024 01.05


白血球 35.8/μL

赤血球 379万/μL

異型細胞 0.1/μL

総リンパ球数 942μL

AST  19U/L

ALT  11U/L

CRP  0.03mg/dL

免疫グロブリンG 2561mg/dL

血清補体C3 47mg/dL

血清補体C4 10mg/dL





お薬(膠原病内科)


プラケニル(免疫調整剤)

サラジェン(唾液を促進)

ミヤBM(整腸剤)

マグミット(下剤)



✳️こちらは1月上旬の私目線の話です。

主治医の話は、私の記憶違い解釈違いの

可能性があり、現在ではなく、当時の心境を

書いたものです。(投稿日2024 1.21)






最後まで見てくださり

ありがとうございました手袋


2024 01.09