SDCツアレポ 5(感無量)
どもども。遅くなりまして。
■6/30(火)-エ ギ ュ ー ド ミ デ ィ-
ツアー4日目も晴れ。
この日は朝早くにホテルを発った。
というのも、前の晩―――。
HGさん「明日、彼らはエ ギ ュ ー ド ミ デ ィからグ ラ ン ジ ョ ラ ス方向に
ア イ ゼ ンを履いて歩く練習をするんだけど、Kさんたちも行きますか?」
Kさん「一生に一度できるかどうかの経験ですよね。行きます」
というやりとりがあったから。
どうやらこれから、普通じゃないことをしに行くらしい・・・。
ドライブ約2時間、シ ャ モ ニ ーの町に到着。
シ ャ モ ニ ーは、ヨーロッパ大陸の最高峰モンブラン(4807m)の麓のリゾート地。
4000m級の山々に囲まれた谷底の町だ。
昨今の登山ブームもあってか、
中高年の日本人の団体さんがあちこちに。
彼らと一緒に、エ ギ ュ ー ド ミ デ ィへと昇るロープウェイに乗りこんだ。
※エ ギ ュ ー ド ミ デ ィとは…(正しくはエ ギ ー ユ・デ ュ・ミ デ ィ)
フランスのア ル プ ス山脈にあるモンブラン山系の山。
頂上までのロープウェイが1955年に建設され、モンブランのふもとのシ ャ モ ニ ーからエ ギ ー ユ・デ ュ・ミ デ ィまで、標高1035mから3842mの2800m以上の高度の差を、途中1回の乗り継ぎで約20分で登ることができる。山頂駅は標高3842mにあり、約20年間世界で一番高い位置にあるロープウェイの記録を持っていた。(以上ウィキ先生から抜粋)
頂上からの眺めは、かなりスゴイ。
ここからの眺めに感動して、軽い高山病でクラクラして、
満足して下りるってのが普通のコース。
実際、去年のツアーでは私もそうやって満足して帰った。
展望台から豆粒のように万年雪を歩くアルピニストたちを見て、
世の中には色んな人がいるもんだなあと思ったものだけど。
まさか、自分たちが、アレをやるなんて!
エクストリーム体験スタート!いきなりこんな斜面。
2000m下の谷底に町がミニチュアのように見える。
ハタから見るとこんな感じ。
ア イ ゼ ンを履いていても滑る上に
グ ラ イ ダ ー ザ ッ クが肩にずっしりと重い。
バ ラ ス ト置いてきて良かった。
仲間とはロープで繋がれている。まさに一蓮托生。
途中で1人がストックを落とした。
ストックは音もなく、どこにも引っかからず、ただ落ちて行った。
あれが人なら、確実に死ねると思った。
道幅わずか50cm。ナ イ フ 尾 根と呼ばれるらしい。
ガイドさんは、前の人が左に落ちたらすかさず右に飛べと言う。
んな無茶な。
私たちは先発隊。中間地点で後発隊を待つ。
それにしてもいい天気!
元アルピニストHGさん。
当時のン倍に増えた体重で、あちこちに新しいクレバスを作っていた。
富士山より高い=気温は低いのでフ ラ イ ト ス ー ツ着てます。
後発隊がやってきて合流。
先頭はのMMさん(気持ちへっぴり腰)。
テ イ ク オ フまで、さらに雪原を歩く。
なんか、すごい景色。
風が強くなる前に出ないと!
記念写真撮る暇も余裕もなく、準備準備。
ちょっとおかしいG P Sの高度表示(意味なしw)。
正しくは3700~3600mの間くらい(多分)。
空気が薄いのでグ ラ イ ダ ーが立ち上がりにくい。
もう全力疾走。
ラインを切らないようにア イ ゼ ンも外してるので滑る滑る。
でもダメならすぐ止まらないと奈落の底。
対岸にはこんな雲が。
行ってみたら案の定荒れ荒れで、逃げ帰る羽目に。
MMさんとOGさんは対岸で上げて、
そのままク ロ カ ンに行っちゃった。
やっぱあの人たち信じらんない。
苦楽を共にしたN子さんとパチリ。
飛び立った場所、エ ギ ュ ー ド ミ デ ィは左上。
シ ャ モ ニ ーの町の、HGさんとっておきのレストランで贅沢ランチ。
とまあ、こんな体験。
ナイフ尾根を歩いている時は、とにかく必死だった。
落ちていくストックを見てるときも、あ~ってだけ。
現実感のない状況を、いっぱいいっぱいで楽しんでたというか。
でもこの日の夜、滑落して死ぬ夢を見た。
どうやら深層心理では、相当怖かったらしい。
8月からは、ミ デ ィ側からフライトするのは禁止らしい。
つまりこの日は、ここを飛べる最後の日だったのだ。
その日に、
ツアー日程が合い、
これだけの晴天で、
風も弱かったという、
この幸運!
どうにかしてもう一度、
今度はナオトと一緒にここを歩いて、
そして飛びたいと願うのは、
贅沢なのかしらん。
マスコット卒業。
あー。空 飛 び た い 。
という心の叫びを書いたまま放置してましたが。
やっと飛べました。
こないだの土日の空 飛 び 大 会。
総合19位。
女子3位。
シ リ ア ル3位。
総合とシ リ ア ルは過去最高順位、
女子としても過去最高タイです。
※ぱ ら ぐ ら い だの空飛び大会ってのは、
車で言うとF1とF2とかF3クラスが一緒にレースしてるようなもんで、
それはやっぱ不公平じゃん?
じゃあ、F2&F3クラスだけの表彰もしましょうってのが、シ リ ア ルクラスです。
何より、楽しく飛べて、
そしたら結果もついてきたってのが嬉しい♪
わーい。\(゜∇゜)/
チーム戦はショボイ順位だったけど、
一応チーム得点に貢献することもできたし。
(私が得点に絡んだからショボイ順位だったとも言うw)
晴れて、マスコット卒業!
いえーい!
なんか、ちょっと、分かってきた気がするー♪
私、結構、飛 べ るようになってきた気がするー♪
韓 国の涙と、ア ヌ シー合宿の成果かしらん?
とまあ調子に乗って、
中断してるツアレポも再開しようかな、と。
「続きはまだ?」なんてリクエストをもらって嬉しかったし。←単純。
ていうか、次の山場に突入する前に書き終えないと、
そろそろ忘れてしまいそうな予感が・・・。
というわけで、
とりあえず消してた1本を復活させてみましたー。
SDCツアレポ 4(無線&回収トラブル)
■6/29(月)-サンビュイ→ア○シー-
今日も6時起床。
まずはア ヌ シーから車で1時間半くらいのサ ン ビ ュ イへ。
ジ ョ エ ルのXCセミナーに便乗させてもらうのだ。
現地に着くと、
ちょうどジ ョ エ ルと、セミナーに参加する地元パイロットも到着したところ。
うーん、みんな上手く見えるなあ。
ついていけるんだろか・・・。←弱気モード。
T Oにはリフトで上がる。
準備をしてテ イ ク オ フのタイミングを待つ。
この日はHGさんも(飛ぶところって初めて見た)。
しばらく待って、まずはジ ョ エ ルのグループが、
続いて私たちも飛び出した
私は出てすぐのサ ー マ ルでぽーんとト ッ プ ア ウ ト。
MMさんと一緒に回しながら、様子をうかがう。
最初にテ イ ク オ フしたOGさんは、すでに次の尾根に移動している。
Kさん、Sさんは上がりそうで上がりきらない微妙なところ。
HGさん、N子さん、K子さん、そしてジ ョ エ ルたちのグループは
かなり低いところで粘っているけど苦しそう。
うーん、ちょっとタイミングが早かったんだなあ。
と、ジ ョ エ ルから無線が入った。
「ちょっと早すぎた。僕たちは一旦降りるよ」←みたいなことを英語で。
すると、つられるように
N子さん「私も降ります」
K子さん「私も降ります」
KGさん「了解しました、僕はリフトで降りて回収に回ります」
何、この一気に降りますムード。
ど、どうしよう。
私は高度はあるし、次の尾根に移動しちゃおうかなー?
MMさん「MM高度○○m、次の尾根に渡ります」
・・・。
・・・あれ?誰も応答しない?
回してる途中だけど、中継した方が良いかなあ?
(無線を発信するときは操作がおろそかになるので、シビアな時はやりたくない)
でも、昨日みたいに無線トラブルで嫌な空気になりたくないし、
MMさんのトラブルってのも何故か私も責任感じるし・・・。
私「中継します、MMさん高度○○で谷を渡るそうです」
HGさん「了解」
うん、やっぱり無線が届いてなかったんだな。
これでひと安心。
と思っていたら、内容は忘れたけど、
HGさんとKGさんからMMさんへの無線が何回か入って、
その都度、中継。
・・しているうちに、
谷を渡るにはちょっと心許ない高度に下がってしまった。
・・・いいや。私も降ろそうっと。
降りると
「なんで高かったのに行かなかったんだ」とHGさん。
たしかにKさんとSさんは、
私よりも低い高度だったけど谷を渡ってその先まで流していった。
いつもの自分だったら、間違いなく突っ込んでいってるはず。
行けない高度ではなかったんだ。
ホント、私、なんで突っ込まなかったんだろう。
・・・日和った?
その後、SさんとKさんを回収。
その先まで飛んで行ったOGさんとMMさんは、
アルプス飛び歩きレースの練習のため自力で帰ってこいってことで、
ほうっておかれ。
私たちは車でアヌシーへ戻り、もう1本。
テイクオフ前、HGさんとス パ イ ラ ルの練習をしようと話していたけれど、
なーんか、飛んでて、怖いのだ。
風が強めで荒れ気味ではあるんだけど、いつもなら許容範囲のはず。
なのに今日は、グ ラ イ ダ ーを操作しきれてないっていうか、
グ ラ イ ダ ーの動きに対応できていないっていうか。
ス パ イ ラ ルはやらず、皆と一緒に普通に湖周回コースへ。
何か、私、ノってない・・?
なんで・・?
飛んでいると、「僕もテイクオフします」とOGさんから無線が入った。
はええ!もう帰ってきたの!?
(あとから聞いたら、ヒッチハイクしてきたそうだ)
てことは、MMさんは一緒じゃなかったんだ。
・・・大丈夫か?
余計な心配をして、集中力を欠き、またもや最後はショート。
連日ぱっとしない飛び。
(上手い下手じゃなく、100%で飛んでない。楽しめてない)
ホント、どーした自分。
その後、
ドライバー●●くんが勝手に地元パイロットの送迎をしてしまったり、
Sさんの回収が上手くいかなかったり、
MMさんが今どこにいるのかよく分からなかったりと、まあ色々あって、
HGさん、キレまくり。
こうなってしまったら、触らぬHGさんに祟りなし。
「今日はカレーにしますね」とだけ伝えて、
女性陣は一足先にホテルにもどって夕食を作ることにした。
無線からは相変わらず
キレたHGさんと戸惑うSさんのやり取りが聞こえてくるけれど、
精神衛生上よくないので、切ってしまえー♪
東北女子3人で楽しくカレーを作り、
なかなかの味に出来上がり、
そろそろ食べたいねーと話していると、
皆さん帰着。
HGさんてば「肉を食うぞ!」と、
でっかいステーキ肉を山ほど買ってきた。
・・・カレー出来てるっちゅーに。
まあ、いっか。
どうやら機嫌は直ってるみたいだし。
というわけで、女性陣はカレーを食べ、
男性陣はステーキを食べる。
が、肉はまだまだ余っている。
「OGとMMはもう1枚食え!ユウキもまだ食えるだろ!?」
「ハイ、いただきまっす!」
大盛りカレーのデザートにステーキ。
食べられてしまう自分の胃袋がうらめしい。
すっかりご機嫌になったHGさん。
言うなら今しかない!
「HGさん、まゆ毛カットさせてもらっていいですか?
伸び伸びになってて気になるんです」
買っちゃった\(゜∇゜)/
SDCレポの途中ですが、
何かイヤだなーって感じのコメントがついていたので、
コメントごと前日の日記を読めなくしてます。
ていうか、あなたはだーれ?>コメント書いた人。
まだ読んでないぞー読ませろーって方が、もしいれば申し訳ありませんが、
内容を一言でまとめると、
何か調子良く飛べてないぞー?どうした自分?
って感じです。
続きはその次の日から書いていきますねー。
で、いきなりですが、じゃーん♪
チャリンコ買っちゃいました!
ビアンキのビアーレ2009。
カワイイ見た目に反して、よく走ります。
上り坂も今までより全然楽に上がれるし。
これから通勤とダイエットに活躍してくれるはず!
と、思っていたのに、
今週ずーっと雨マークついてるし。
_| ̄|○
■■追記■■
感じ悪いコメントの真相が分かりました。
エロスパムコメントがついていたので、
アメーバさんが「不適切なコメントですよ」って教えてくれてたみたいです。
いやあ、またリアルばれかと思ったさ。
ま、気づいてないだけでバレてるのかもしれないけど、
私自身が気づいてなければまあ、いいのです。
これって、浮気はバレなきゃOKってのと同じ理論っすねw
SDCツアレポ 3(無線トラブル&ヘ リ出動)
■6/28(日)-ビ ザ ンヌ・ア○シー-
※長文です。
6時半起床。
この日はアヌ○ーから車で1時間くらいの、ビザンヌというスキー場へ。
こんな位置関係。
T○からは遠くにモンブ○ンが見えて、それだけで結構感動。
あの、丸くて白く光る頂上は、畏怖と癒しを同時に与えてくれる。
T○の反対側に見える山並みも素敵。
うーん。山とか岩って、良いなあ。
(*´∀`*)モエ~♪
T○からレースで飛ぶ山々が見えるので、アルプス飛び歩きチームはルート確認。
お花を撮るHGさん、を撮るKさん、を撮る。
そうこうしているうちに
コンディションが出来上がってきたのでテ○クオフ。
今回のの目標は、ア ヌ シーまでのク○カン!(長距離フライト)
・・・だがしかし。
最初のサー○ルをなぜかスルーしてしまった私ただ1人が上げ切れず、
低い高度でのたうち回る羽目に。
(なぜかもう少し先にもっとはっきりしたサー○ルがあると思ってしまい、
見事に予想が外れてしまった)
ああ、皆、あんな高いところで私を待っている・・・。
ご、ごめんなさい~。
と、思えば思うほど上げられない、ダメス パ イラル。
・゜・(ノД`)・゜・
あ。
OGさんが高度を落としてこっちに来てくれた。
私の周辺をフワフワ飛んで、サ○マルを教えてくれ・・てるんだろうなあ?
時々一緒に回してくれるんだけど、んんー?
わ。
MMさんまでこっちに来・・
「おい!MM!お前はそっちに行くな。
「お前までそっちに行ったら他の皆が動けないだろうが!」
HGさんの無線が入った。
「MMは上空で先発隊のフォローに入ってくださーい」
KGさんもフォロー無線。
「おい!MM!聞こえてんのか!?」
耳が痛くなるほどの大音量。
そーとーキレてる。
なのに、MMさんはこっちにまっすぐやって来るって、
どーゆーことー?(´Д`)
あれ、絶対聞こえてないよ。
昨日の無線トラブル、解決してなかったんだ・・・。
いいから私のことはほっといてー。
と、どれだけ願っても届くはずもなく。
挙句の果てに(と言ってはかわいそうだけど・・)、
私とOGさんが回していたサー○ルに一緒に入って来て、
「おいMM邪魔すんなよ!」とOGさんに怒鳴られる。
当然、これも聞こえてない。
あわわわわ。
こりゃ降りてから大変だよー。(((゜д゜;)))
結局、後からテ○クオフしたジ ョ エルが先発隊のフォローにまわり、
皆を引き連れてクロ○ンスタート。
私(と、OGさんとMMさん)は、皆より一段低い高度で尾根沿いに移動。
何とか尾根の切れているところまでは進んだけど、
「この先は降ろすところがないし、北風が強くなってきてるから戻ろうよ」
と、OGさん無線が入ったのでUターン。
何も聞こえていないMMさんも、
この時はさすがに後からついてきていて、一安心。
(バラバラに降りてピ ッ ク ア ップが上手くいかないと、また面倒)
ラ○ディ○グ上空まで戻って、
OGさんと写真を撮り合って遊んでから降りた。
ラン○ィ○グで、足引っ張ってすみませんでした!と言うと、
「それは全然良いんだよ」と笑顔。ほ。
「ごめんね、俺って助けるの下手で。
『ユウキ下手くそだなー』って思いながら周りを飛ぶだけで、
引っ張り上げられないんだよねー」
あ。うん。そーですね。何を言いたいのか分かりませんでしたw
(これは心の声。大人なので口には出さないw)
「それよりMMだよ、何だあいつ。ホントKYだなあ!
昨日無線トラブってんだから、なんで解決しておかないんだよ」
と、ここでMMさんランディング。
・・・で、 (*_*) ((o(-゛-;) ←こういう状態・・・。
やっぱりかなりキツい言葉で怒鳴られて。
そんなんならやめちまえまで言われて。
MMさん、テンションどん底。
ごめんね。
私が上げれてれば、ここまでのことにはならなかったよね。
・・・・・・・。
空気わる~~~~~~~・゜・(ノД`)・゜・~~~~~~~~~い
ど、どーにかしたい!と思っているところに、
rrr...rrr...(OGさん電話着信)。
「え!?はい・・はい、分かりました。ラ○○ィングで待ってます」
な、なに?
「N子さんが落ちて崖の木に引っ掛かって、ヘ リ呼んでるって。
しばらくここで待機だね」
えええええええ!!!???
(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)
結果から言えば、ケガはなし。
断崖絶壁に1本生えてた木にちょうど引っかかったそうで、
本当にラッキーだった。
(落ちた場所は、冒頭の地図の中央の*マーク)
ヘリが他の救助のために出払ってて待ち時間は長かったけど、それだけ。
ケガがないなら待ち時間なんて全然問題じゃない。ホント良かった。
戻ってきたN子さん曰く、
「ヘ リが高度を落とすと、周りの木の葉がばあーっって舞い上がって、
そこに結構イ ケ メンのレ ス キュー隊員がロープでするするーって降りて来て、
うっわー、私、女 優!?みたいな!?(*゜▽゜ノノ゛☆」
・・・楽しそうで、何よりでした。
いや、もちろん開口一番はご心配かけてすみません、でした(笑)。
ヘリ待ち中のゆるーい時間。
この事件(?)、地元紙にも掲載w
(一番下の記事)
とまあ、こんなにいろいろあっても、
ここで終わらないのがこのツ アーのク レ イジーなところ。
気を取り直してもう1本とばかりに、
ア○シーに戻って、ラ○ォクラに上がった(うそーん・・)。
でも、
何だか具合が悪い。頭が痛くて吐き気がする。
熱中症かなあ・・?
や、やめようかなぁ。でもそれももったいないし・・。(@_@)
ヘロヘロでテイ○○フしようとして、スタ沈。
もう一度チャレンジするも、やっぱりスタ沈。
「1回休みます」と、グラ○ダーを絞って横っちょへ。
うーん、こりゃダメかもー。(+_+)
しばらく休んでると、「ユウキは出ないのか?」とHGさんからの無線。
応えようとすると、KGさんが先に無線を入れてくれた。
「調子が悪そうなので少し休ませてます」
・・・ん?
休んでるのは自分の判断なんだけど?(-"-)
これがもう一度繰り返されて、かっちーん。
だからー。あなたに言われて休んでるわけじゃないんですけどー?
今思えば、具合が悪くて気が立ってたのもあるんだけど。
でも、やっぱりそのフォローは違うんじゃない?と今でも思う。
(我ながら粘着だ・・・)
ところでN子さん。
HGさんの車で遅れてア○シーに到着したかと思いきや、
なんと、試乗機でプ○ン○ェから出て飛んでいるとな!
てか、手配早っ!Σ(・ω・ノ)ノ!
おそるべしHGさん。
水を飲みまくって、吐き気も少しおさまったので、私も飛ぶことに。
こんどは一発でテ○クオフ。
あー。やっぱり熱中症だったんだなあ。
で、そのままMMさんKさんと合流して、湖1周コースを順調に飛ぶ。
最後の湖渡りも3人一緒にスタートした。
が、直後に気づく。
このコース、ちょっとまずくね?(ちょっとア ゲ ンストに向きすぎた)
案の定、高度が落ちる落ちる。
成す術なく、高度が落ちていく途中で、MMさんをパチリ。
グ ラ イダー性能が如実に出て、
まず湖真ん中くらいかで「ラ○ディ○グに戻ります」と、Kさん脱落。
次に私。なんとか向こう岸には着いたものの、
上げ直すには心もとない高度になってしまい、無理せず無念のラ○ディ○グ。
MMさんはまあまあの高度で無事谷渡り成功し、そのまま飛び続けた。
くっそー。つられてしまったー。←人のせいにすんなー。
それにしても、MMさん。
緊張してるのか、怒られて凹んでるのか、
こっち来てからほとんど話してないんだけどー?
てか、全然笑った顔見てないんだけどー?
ほら、全然笑えてない・・・。
ねーえ。大丈夫?
SDCツアレポ 2(初日から飛びまくり+ハンバーグ責め)
■6/27(土)-ア○シー-
朝起きてみると、外は霧で真っ白。
昨日の夜ア ラ ンが「明日は多分天気悪くて飛べないよ」と言っていたので、
まあ、予想通り。こりゃ無理そうだ。
ア ル プス飛び歩きレースに出る2人のグ○イダーに、
メインスポンサーのでっかいシールを貼らなくちゃいけないので
(これが手間と時間と人手がかかる)
今日はそれをやって、あとは食材の買い物とか
(ホテルの部屋はキッチン付きなので、期間中の朝食は自炊する)
そんな感じの1日かなー?
朝食を終え、OGさん、MMさん、KGさんの到着をぼーっと待っていた。
うーん。
肌に太陽が当たって、焦げそうだなー。
・・・ん?
いつの間にか晴れてるじゃないかー!
\(゜∇゜)/
慌てて日焼け止めを塗って、飛びに行く準備をする。
3人のピックアップから戻ってきたHGさんも、
「ほら、早く行くぞ!」と、テンションMAX。←やっぱりなw
ちなみに、このツアーの成功のカギとなるのは、
(ここでの成功を、皆がハッピーに過ごせることとするなら)
天気よりも、ツ○ーリーダーHGさんの空気を読むこと。
こっちはお客さんなので何か違うのは重々承知。
まあ色々あるんすよ。←愚痴。
というわけで早速、
ラフォ○ラのテ○○オ○(離陸場。略してTO)へ。
着いてみると、雲底はちょうど○イク○フレベルのようで、基本的に真っ白。
時々雲が少し上がって、湖がぼんやり見えたり見えなかったり。
そのぼんやり見えた時を狙って、順番にテ○クオ○(離陸)。
定番のフラ○トコースはこんな感じなんだけど、
(詳しくはクリック拡大。グルグルしてるところが上昇気流が上がるポイント。)
この時はまだコンディションが出来上がっていないので、
まっすぐ湖を渡って対岸の岩壁につけて、そこで遊ぶことに。
向こう岸まで届くのか実は心配だったけど、全員が何とか湖渡り成功。
が、渡った先が意外に渋くて、
別便で送った自分のグライダーの到着が遅れ、
不幸にもギャ○グ○ター(機体名。ちょっと古い機種。)で飛ぶことになったSさんも含め、
ちょっとだけグ○イダー性能が届かなかった人、
ちょっとしたタイミングを外してしまった人は上げ切れず、
ラ○ディ○グ(着陸)。
ちょっと荒れ気味ではあったけど、
幸い私は上げられて、ちょろちょろ動き回って遊んで、
OGさんに「こっちにはついてくるなよ」とクギを刺され、
じゃあもう降りよっかなーと沖に出したところでHGさんに
「南の尖った岩峰につけてみたら面白いよ?」と言われ、
ハーイとばかりにそのまままっすぐ向かい、
でも高度が足りず低い所につけてしまって、上げられず、
引き返すもメインランまで届かずショート。
しまったー。
沖の集落から上がってたサー○ルで上げてから動くんだった・・・。
この日私が飛んだコース。
うーん。
ぱっとしない・・・。
_| ̄|○
まあ、ピックアップに来てくれたフラ○トガイドのジョ○ルと話ができたので、
これはこれで有意義な時間ではあったけど。
ラン○ィ○グのカフェでランチタイム。
奥の黒いTシャツがガイドのジ○エル、右の水色のTシャツがア ラ ン。
(ぼかしてあるので分からないけどw)
ハンバーガーを頼んだら、
やたらでっかいハンバーグにポテトが山盛りで出てきた。
・・・パンは?
N子さんの帽子を奪ってかぶったHGさん。
当然帽子は伸びてしまい、N子さんは新しいのを買っていたw
その後、プ○ンフェのテ○ク○フへ。
やたら近い距離で話しかけてくる地元パイロットがいて、
外人さんは好意をストレートに示してくれるので気持ち良いなーと思った。
わはは。
肝心のフライトの内容は、悪くないんだけど、
イマイチすっこーんって気持ち良く上げれないので
自分としてはなんだかなーって感じ。
やがて、雨雲がア○シーの街あたりまでやってきたので、
皆で揃ってラ○○ィング(着陸場)へ向かう。
さっき絡んできた地元パイロットさん、
ラ○ディ○グのど真ん中で両手を広げて私を待っていた。
やっぱり外人さんは(ry
「街のあたり、雨降ってたよね。ちゃんと見てた?」とMMさん。
・・うん。
それを散々皆で無線で話してたじゃん。
まだ大丈夫かな、とか、もう降りた方がいいね、とか。
聞こえてなかったの?
・・・聞こえてなかったらしい。
_| ̄|○
ていうか、そんな脆弱なボロボロの無線機で大丈夫?
携帯電話もなんでかわからないけど繋がらないんでしょ?
そう言えばMMさんてば
なんだか口数少ないし、笑わないし。
大丈夫かー?
(ここ、伏線)
その後、当初の予定だった○ライダーのシール貼り。
シワにならないように、皆で生地を引っ張りながら貼っていく。
なんとかシール貼りを終わらせ、
8時半からア ラ ン一家とス テ ーキハウスへ。
350gのステーキを頼んだつもりが、出てきたのはハンバーグス テ ーキ。
今日、ハンバーグしか食べてない気がする・・・。
_| ̄|○
ホテルに戻ってシャワーしてベッドに倒れ込んだのが多分12時過ぎくらい。
電池が切れるように眠りに落ちていた。
SDCツアレポ 1(主に飛行機で観た映画のレビュー)
■6/26(金)-移動日-
K L M利用、ア ムス テルダム経由でジ ュ ネーブ空港へ。
目的地のア○シーは湖のほとりの小さな町。
フラ ンスの東、スイ スとの国境に位置する小さな避暑地で、
日本で言うと軽井沢みたいな感じ?
長い飛行機では、映画を3本観た。
チェインジング
アンジョリ主演の、子供が誘拐されて帰ってきたと思ったら別の子だった。
と、警察に言っても「この子はあなたの息子ですよ」と言われる実話。
腹立たしいと同時にずっしーんと重かった。
誰も守ってくれない
殺人を犯した高校生の家族と、加害者の家族を保護する警察官の話。
ひとえに佐藤浩市が見たくて選んでしまった、これまた重い映画。
てか、両親がダメで弱すぎてイライラした。
デュプリシティ
ジュリアロバーツが主演で、スパイの役。
企業スパイの騙し合いの話なんだけど、裏の裏をかきまくりすぎて、
さらに外人の顔が覚えにくいのも相まって、
「あれ?これ誰だっけ?」と迷っているうちに、ついていけなくなってしまった。
いや、多分邦画ならついていけたはず(負け惜しみ)。
というわけで、どうにもイマイチなセレクション。
帰りに期待。
ちなみに飛行機の席は、左側は知らない人、
通路挟んで右側が王子様OGさん。
この人、性格わるいっつーか結構イジワルで、
自分が一番じゃないと気が済まなくて、
ちやほやされるのが当たり前になってる王子様体質。
って、だいぶ分かってはいるんだけど、
それでも、カッコ良いんだよなー。
目が悪くて、話す時に相手の目をじーっと見る癖も、
罪なんだよなー。
というわけで、ごめんナオト。ちょっとドキドキしちまった。(・・。)ゞ
到着後はアヌ○ー在住のア ラ ン&ユ ウ コさん宅で夕飯をごちそうになった。
フ ランスはハムが旨い。そして野菜が旨い。
機内食でお腹いぱーいのはずが、パクパク食べてしまう。
さすが農業国。
OGさん、MMさん、KGさんはア ラ ン宅に泊まるとのことで、
私たちがホテルにチェックインしてシャワー浴びて、
ベッドに入ったのは多分1時くらい。
・・・ここまで書いて、
我ながら全然面白くないとは思うんだけど(第一飛んでないし)、
消すのもアレなので上げときます。
いやはや申し訳なし。