第1章その3
“記録する喜び”に変わるまで(後編)
です。
現在進行中でCDを製作中。
先日から、
1枚のCDができるまでの過程を綴っています
ずいぶん遡りますが、
第1章は
録音が好きではなかったのに、
なぜ記録したくなったのか、
について書いています。
前編はこちら
実践した5つのコト
続編です
③いい機械で録音する
もちろん聴ける幅も広がる。
学生時代はずーっと、
カセットテープかMDで録音していました笑
先生の言葉が聞けて、
自分のミスをピックアップできればよかったので、
質にはもちろんこだわっていなかった。
それが、
聞きたい所が変わり始めると、
もっといい機械で録音したくなりはじめました
ホールでも録音できる機材を購入
現在も愛用中のこちら。
④録音技師さんにお願いする
録音にも慣れてきたころ、
エンジニアさんにやっと言えました。
私の音をとって欲しい✨
エンジニアさんにそう連絡した日から、
アルバム制作は始まっていたような気がします
当たり前ですが、、
じぶんの機械で撮るのと
ぜんっっぜん違います
空間やバランスを整えてくださって、
より理想の空間やバランスに近づく事ができます。
こうしているうちに、
今の自分にしか出せない音を記録したい、
そう思うようになり、
⛄️北欧作品の自分の音が好き
⛄️好きな音だから自信が持てる
⛄️理想と現実の音が重なり合う
といった感じで、
イメージの音と実際の音のギャップも埋まり、
この時点で少し視野が広がったように感じていました。
⑤たくさんの人に聞いてもらう
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
私の場合、
あとは撮るだけ、という所でコロナスタート。
全てのスケジュールは白紙になりました。
SNSに公開なんて恥ずかしすぎる、と思っていた私ですが、
首都圏が閉鎖されたヘルシンキで、
少しでも周りの友人たちを励ましたい、
という思いから、日本の曲、フィンランドの曲を1人で重ねて演奏し、SNSに投稿しまくりました。
映像もサウンドも荒くてお恥ずかしいけど、楽しい!が前面に出ているのでヨシ!笑
ここまできたらもう大公開しているわけで、
恥ずかしさは忘れて、楽しみが爆発でした
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
以上が実際に試した5箇条でした✨
3年後、いや、3ヶ月後でさえ、
今の音は今の私にしか出せません。
毎日、気分が違うように、
音に対する感覚が違うように、
今の自分の音を愛する。
今回のCD制作、
今の私の音を宝箱にしまうような気持ちで演奏しました🎶
第1章、長かったですけれど、、
これだけの時間をかけて
録音に向き合った、というのが伝わったらいいなー。
応援していただいている皆様に感謝です。
次回から第二章、
どんなCDになるか妄想?
について書いてみたいと思います。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)