こんにちは！
前回、１話で就職、結婚、出産、孤独でプチ欝状態になったことを書きました。
まだ読まれていない方は、こちらも読んでみてください。
さて、子供と二人きりで孤独を感じていた私ですが、
ようやく子供が年少で幼稚園に入れるとき、結局は幼稚園ではなく保育園に預けて仕事に行くことを選びました。
サービス業のパートですから土日は仕事です。
土曜は保育園ですが、日曜はパパにお任せ。
半年ほど働いた時に、夫が転職することになりました。
なんと配属先が・・・
東北！
福岡から東北へ！
でも、行ったことのない場所なのでちょっと楽しみでした。
しかし、冬は雪が降るので車の運転は出来ません。
保育園の送迎は無理・・・
。
というわけで、仕事することは諦め、子供は幼稚園へ。
私はまた家にこもる日々が始まりました。
行事で幼稚園に行っても、すでにグループが出来ていてその中に入ることが出来ず、
やはり孤独を感じてしまいました。
好きなこと、趣味を楽しめばいいんじゃないの？
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし私、趣味も無ければ、好きなことってなんだろう・・・
という状態だったんですね。
携帯もPCもない時代。
持っている人はいましたが、今みたいにみんな持っているわけでは無かったんです。
何をしていいのかわからないまま日々過ごしていたのです。
子供が小学生になり、ようやくパートに出ようとハローワーク通いを始めました。
夫は土日休みでしたし、子供も土日休みなので事務の仕事を探しましたが、
もともと求人の少ない土地でしたのですぐに仕事は見つかりませんでした。
しかも、IT企業にいたのにエクセルとワードを使ったことがないというまさかの事態。
私が在職中の頃は、エクセル・ワードが主流になる前だったんです。
結局、事務職はどこにもご縁はなく、接客業をすることになります。
接客業は嫌いじゃないし、楽しいんだけど土日休みじゃないのが・・・残念な点でした。
でも、パートに出れて良かったです。
人見知りするので打ち解けられるまで数ヶ月かかりましたが、ようやく同僚と話も出来るようになり、お客様との話も楽しかったです。
この会社は毎月いくつかの部門賞の表彰があります。
きっと社員のやる気だけでなく、接客のスキルをあげる目的もあったと思います。
私も表彰されました。
「笑顔ナンバーワン」
嬉しいことに、2,3回受賞しました。
自分に自信がなく、自己肯定感が低い私ですが、おかげで笑顔だけは自信が持てるようになりました。
人間、いくつになっても褒められると嬉しいものです。
そうして、私のプチ欝状態は消えていました。
住めば都といいますが、仕事も人間関係も土地柄も良くて好きでした。
でも、ここでまた夫の転職。
今度の勤務先は
中国地方
東北にいた頃は帰省もままならなかったけど、中国地方ならば帰省もしやすくなります。
そして、近いから方言も似ていて、言葉が通じるのが嬉しかったですね～。
東北の方言は本当にわからなかった。
テレビで方言が紹介されたとき、字幕が付きましたからね。
そして、ハローワークの職業訓練でワード・エクセルを学びようやく念願の事務職に就くことが出来ました。
が、人間関係の問題で1年半で退職。
今度は医療事務を学び、派遣で病院勤務となりました。
仕事は合っていたと思います。
同期とも仲がよく楽しかったのですが、この頃から自分の将来がこのままでいいのか気になり始めました。
派遣社員という立場が不安定。
いつまで働ける？
派遣先との契約が切れたら次の仕事はあるんだろうか？
このとき私は40代。
仕事を失ったらこの年齢で次は見つかるのだろうか？
医療事務の資格は持っているけれど、若い人と一緒に面接を受けることになったら若い人の方を採用するんじゃないだろうか？
一人で勝手に不安をいだいていました。
私に出来ることって何も無い
この年齢だと無理
そう、私は自分で自分の可能性を信じることが出来なかったのです。
何も出来ない、そう思っていた私がチャレンジすることを選択。
それは・・・？
この続きは第３話で書いていきますね