「彼氏が週末会おうとしないんです…絶対浮気してる！」
と、セッションを受けにきたYさん。
合鍵をもらおうとしても拒否され、
会おうとしても断られることが続き、
「おかしい…絶対何か隠してる！」と、
Yさんは彼氏のことが気になって夜も眠れなかったそうです。
話を聞いて、確かに怪しいなその男…と思いながらカードを引くと、
出てきたのは、
「子供」
「法律」
「争い」
を表すカードたち。
ん？？
浮気を表すカードが一枚も出てない…
念のため、もう一度カードを引き直すと…
また「子供」のカードが飛び出してきました。
さらに、「お金」のカードも。
不思議に思い、Yさんに
「あのー、彼って、以前ご結婚されてたり、お子さんがいらっしゃったりします…？」
と聞いたところ、
Yさんは「あ！」と口を押さえて
「前妻との間に、子供が一人います！」
と伝えてくれました。
Yさんの彼に子供がいるという情報は、
私は知らされていなかったため、
「おかしいなー？」と思いつつ聞いてみたのですが、
これがビンゴでした。（カード、グッジョブ）
どうやら彼は、浮気をしていたわけではなく、
前妻との間で子供の親権について揉めていたことが、
後になってわかりました。
また、慰謝料や養育費、その他子供に関わることで経済的な負担があったり、
裁判沙汰になっていたとのこと。
彼女であるYさんには、そう言った複雑な事情があることを知られたくなくて、
頑なに本当のことを言わず、距離をとっていたのですね。
結局その後、彼女は浮気を疑うことはやめ、
静かに彼を支えることにしました、と報告してくれました。
今回の事例では、
思い込みはあくまで思い込みでしかなく、事実ではない
ということを改めて感じました。
「彼が浮気してるかも」というのは、
Yさんが自分の主観で彼の言動の『点と点』を結びつけ、
推測したことでしかありませんでした。
でも、事実は全く違っていました。
セッションを受けなければ、Yさんは延々と彼の浮気を疑い続け、
彼も疑心暗鬼のYさんに疲れて本当のことを言わないまま、
二人の関係にヒビが入っていたかもしれません。
まあ、今回のケースは彼も不器用すぎたけどね。
余裕がなかったのでしょう。。
恋する乙女のみなさんの相談を聞くと、
「彼は”絶対”私のこと嫌いになりましたよね」とか、
「彼は”絶対”奥さんと別れてくれませんよね」とか、
事実ではないことを「絶対的な前提」にしてしまっている人が
クソほど多いんですよね。
（すみません、お口が悪くなっちゃいました）
主観と事実は、切り離して考えることが大事です。
彼があなたを嫌ってるとか、エビデンスあるんですか？？
暴走しそうになったら、
一旦感情を切り離して、
事実だけを箇条書きにしてみる。
私はこれで、数々の事故を未然に防いできましたよ。
（防げなかった事故もあるが）
思い込み激しい乙女の皆さんは、
是非やってみてね！！！
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