私は、できるだけ利他的な人間でありたいと思っている。
でも、「それは自己犠牲だ」という人がいる。
その違いは何だろうと、ずっと考えていた。
利他的であることと、自己犠牲的であること。
行為としては、同じなのだ。
”他人の役に立つ”というゴールのために
奔走する。
やっていることは変わらない。
では何が違うのか?
答えは、「環境」だ。
その環境において、自分が機能しているかどうか。
重要度を持つ人間であるかどうか。
その場を支配しているかどうか、と言ってもいいのかもしれない。
つまり、民のための政治をする良きリーダーであるか、
奴隷階級としてこき使われる下働きか。
その場でリーダーになれず、自分をすり減らしていく一方ならば、
移動してしまえばいい。
自分がより良く機能できる環境へ、移り住めばいい。
いつまでも同じ場所に居続けるから、
いつまでも世界にこき使われるんだ。