すべての感情は
脳内神経伝達物質に
支配されています

○ドパミン
○ノルアドレナリン
○セロトニン

以上の3つの伝達物質



それぞれの量に依存して
嬉しい
悲しい
楽しい
・・・・
という感情が生み出されるのです

うつ病などの
精神疾患も
神経伝達物質量の
過不足で
発症するのです


この事実を
知っているか
知らないかで
生きやすさに
違いが出るのでは
ないでしょうか




毎日のように新聞や
テレビで見聞きする言葉。

以外とよく理解してない
かもしれないので
確認の意味で
書いてみました

代議士の先生も
実はよくわかってないのでは?
と疑問を抱くような
政策を打っちゃってますよね




ぼくは経済の専門家ではありません。
その類の書籍を数冊読んだだけの素人です。


それだけでも
まあ、デフレーションとはなんぞや?
その時の正しい政策はなんぞや?
くらいはなんとな~く
わかったつもりで
以下に書いてみます


間違ってたら
笑ってやってくださいませ


ご批判はwelcome!
可能な限りお応えいたします



デフレーションの定義
供給が需要を上回った状態のことです。


つまり、モノは余ってるけど
誰も買わない。

企業は儲からないので
リストラクチャリングしますよね。
もちろん設備投資もしない。
すると失業者が増えます。
もしくは所得も下がります。

そもそもの原因は
空景気(バブル)が
はじけたからなんですね~



で、
政府はどうすれば
デフレを脱却するのでしょうか?


20年以上もデフレを
回避できてませんよ~
なぜでしょう?


安倍政権は
トリクルダウン
(富裕層を優遇すれば
徐々に最下層まで恩恵が
行き届くと言う政策)をとってますね

最近ピケティさんは
トリクルダウンが解決策にならないと
否定本を日本にも紹介してましたね



話がそれました

今までの歴代政権は
「歳出削減」と「増税」
路線でした

で、
20年以上経ちました




民間が投資できないなら
政府が投資して
雇用を増やすべきでしょう

「増税」は時期尚早

雇用が増えれば
税金を払ってくれる人が増えます
それは税金自然増となり
増税する必要はなくなるでしょうね


もちろん
GDPが上がれば自然と
労働者の所得(可処分所得)も上がります
ますます税収が増えます

日本は健全財政に戻ることでしょう


これにて
デフレ脱却




めでたしめでたし





ほとんど現代と同じ状況だった
大正デフレの回避を成功させた
高橋是清さんも
おっしゃっておりました



大切な人の死は
生きていく上で
避けられない事実です

精神的にも
肉体的にも
ダメージは
大きいいです


大きなショックで
その後の人生に
マイナスになってしまう
人も多くいらっしゃいます



そこで、
今回は
そのような極限を
健全に乗り越えられるように


ヒント?のようなものを
書いてみます





葬儀や法事で
忙しく
悲しみに暮れている暇はありません


ちょっと待てよ
立派な葬儀や
大きくて威厳のある高価な墓石
それにどんな価値があるのか
ぼくにはわからないのです


遺族の自己満足や
見栄や体裁のための意味が
強く感じられるからです

故人が立派なお方ならば
なおのこと


たぶん
宗教上の価値があるのかも知れません

もちろん宗教やその儀式を否定しません

でも、かなり疑問だぞ


ん!まてよ
法要ってなんだ?

故人の意思?
遺族の意思?
宗教法人の意思?
神の意思?


誰の意思なんだ?


あるかどうか確認できない
誰も知らない
天国?極楽浄土?彼岸?
天井の楽園?冥府?
はたして
そこは過ごしやすいのかも
わからない場所


故人は
そこに行くのか?


「そのセレモニーがかければ
そこに行けない」が
真ならば
もちろん行うべきなのか?


わからない・・・ですよね


しかしその命題を真とする
保証はどこにもありません



根拠の曖昧な
見たこともない神を
いきなり信じろと言うのは
無理があります



ここでの僕の主張は
神の存在有無や
宗教の是非ではなく



『故人への感謝の気持ちを
忘れてはいけない』
という事です


そして
忘れないために
見栄をはった形式だけの
盛大な儀式をするのは
ムダだと言いたいのです



儀式をしなければ
個人への感謝はできないのか?


いや、違う




形式的な儀式を年に一度
行うよりも



毎日
数秒でも故人の事を
『思い出して感謝する』
事のほうが
価値があり大切だと
ぼくは思います






若くして
亡くなった両親の命日が
近づくと
ぼくはそんな事を
考えてしまいます


五年経ちますが
一日も忘れたことはありません
いや
たま~に忘れるかな?


『個人を弔い感謝する気持ちで
明るく前向きに生きること』

が健全であり
故人の意思でもある
とぼくは思って

感謝を込めながら
目の前の幸せを
大切に生きています



ありがとうございます
今回は
小児でよく見られる
便秘について書いてみます

内容は
①便秘とは
②Disimpaction
③維持療法
④成功の秘訣



①便秘とは
便秘と言っても
一回の便秘のことや
二ヶ月も続く便秘のことも
含めて便秘症なのかな?

ここでは
1~2ヶ月も続く便秘のことを
慢性機能性便秘症と呼びます。


治療期間は
ながいもので六ヶ月~二年を要することもあります


便秘治療で最も重要なことは
速やかに有効治療を行い
悪循環を断ち切ることです


では
どのようにするの?
以下の通りです



②便塊除去(以下 disimpactionとする)
大腸内の便を取り除くことです

その方法は
浣腸・洗腸
経口下剤

Disimpactionの判断として
五日間便がない場合
コロコロ・べちゃべちゃな便が少量
腹部触診・直腸指診


③Disimpaction成功の後
維持療法が行われます

基本は、生活習慣・排便習慣・食生活の是正です


・生活習慣・排便習慣の是正
  乳幼児から学童期までも我慢することがあります
  理由として便が硬いため肛門に激しい痛みがあるからです
  ますます悪化してしまいますよね

・トイレトレーニング
  これは乳幼児期に行います
  ただし、トイレでいきむより
  おむつのほうが排便しやすいお子さんの場合は
  おむつでさせた方がよいかもしれません

・脱水予防
  乳幼児や幼児は体の組成から見ると
  八割ほどが水分です
  発熱、夏の暑い時期の発汗は
  顕著に脱水を招きます
  予防は経口補水液をこまめに飲むことです
  ただし、経口補水液は薬局にしか売ってません



・食事療法
  食物繊維をとると良いと思われてます。
  しかし、食物繊維と便秘改善の科学的根拠に異論があるようです
  でも、便だけではなく食物繊維は健康上有意義なので積極的に食べることをお勧めします
  また、お菓子やジュースの食べすぎは食事量の低下を招くため好ましくありません。
  食物アレルギーと便秘の関係も無視できません



・薬物療法
  生活習慣を是正でも不十分な場合は多いです
  その場合は、薬物治療します
  
  浸透圧下剤  1糖類下剤 ラクツロース
                                     2塩類下剤 酸化マグネシウム
  刺激性下剤  ラキソベロン・プルゼニド

  上記薬剤で不十分な場合は
   消化管運動賦活薬や漢方薬を試すことがあります

   これでも効果が十分でないならば
     器質性疾患が疑われます
     小児消化器専門医に紹介されることになります



④最後に成功の秘訣
便秘はすぐによくなるものではありません
便秘治療は長期間継続することを覚悟してください
治療を途中でやめると成人にまで便秘を持ち越すことになります
薬物治療は毎日同じ量を服用してください
多少の下痢で自己判断で減量しないようにすること


もちろん
主治医の指示に従ってくださいませ

なぜならば、
ここでの治療法の記載については
一般論を述べただけです
原因や症状はそれぞれ違いますので
主治医はその原因・症状にあわせて
治療計画を立てているからです





参考文献 小児慢性機能性便秘治療ガイドライン2013
そもそも子どもにとって
良い親ってなんだ?


経済的な豊かさ?
一緒に遊んでくれる親?
自由な親?
カッコいい親?
尊敬できる親?
頭の良い親?
いつでも頼れる親?
仕事のできる親?


どれも
正解のように見えますよね~



親も未完成な人間です
上記のようには
なかなか
なれませ~ん



子供と一緒に
成長するか~
くらいの気持ちで

積極的に育児やるぜ~

素直に子供を心から
愛すればいいんだよ~

とダメパパな僕は思いました





おっと!
忘れちゃいけないのが
妻への愛!
これも
素直に心から
愛しましょう


と偉そうに
ダメパパが
思っていることを
自由に
書いてみました


ありがとうございます




咳が長引く小児について
いくつか
知っておいたほうががよい?
事柄について
書いてみました



今回は
ちょっと
専門的になってしまったので
読み流してくださいませ



高熱はないが
一過性に咳がでることは
日常茶飯事だと思います


長く続くと
心配ですよね~


お子さんだけじゃなく
そのママや家族の生活の質が
悪くなってしまいます


早めに
治したい症状のひとつ
だと思います





【医師が行う咳の診断のポイント】
1原因疾患
・年齢にによって考えられる疾患が違います
・感染症ではないのか
・気道アレルギーや鼻疾患が多い
2注意すべき点
・病歴、理学所見、検査値で原因を絞り込む
・診断的治療で解決する場合がある
・漫然とした治療は望ましくない
・治療の効果評価を確認して原因を確定する




【長引く咳の定義】
・急性咳嗽           3週間未満
・遷延性咳嗽       3~8週間
・慢性咳嗽            8週以上





【代表的原因】
広い年齢層では
・後鼻漏症候群
・気管支喘息
・アレルギー性鼻炎
・受動喫煙
・感染後咳嗽
・百日咳
・結核


乳児期では
・誤嚥
・先天性異常


幼児期では
・蔓延性細菌性気管支炎
・気道異物
・胃食道逆流症


学童期以降
・マイコプラズマ肺炎
・クラミジア肺炎
・心因性咳嗽
・咳喘息
・気管支拡張症





【後鼻漏の原因疾患】
1炎症
・かぜ症候群(急性鼻咽頭炎)
・アレルギー性鼻炎
・副鼻腔炎(蓄膿症)
・鼻ポリープ


2鼻腔形態異常
・鼻中隔彎曲症
・鼻中隔結節
・下鼻甲介後端肥厚


3腫瘍
・鼻副鼻腔腫瘍
・上咽頭腫瘍
・中咽頭腫瘍
・鼻喉腔血管線維腫


4異物


5外傷
・脳脊髄液減少症


6咽頭機能不全






【後鼻漏による症状】
1呼吸症状
鼻汁、鼻閉、咳嗽、喘鳴、呼吸困難


2消化器症状
嘔吐、食欲不振、哺乳力低下、腹部膨満


3全身症状
不機嫌、元気がない、睡眠障害



後鼻漏はいろいろと悪さをするんですね~






【気管支喘息における咳】
1喘息発作の部分的症状
・小児では咳喘息少ない
喘鳴が多い
・喘鳴はコントロールされているが咳嗽のみが続く


2合併症であるアレルギー性鼻炎・副鼻腔炎
・アレルギー性鼻炎による咳嗽
・二次感染としての鼻・副鼻腔炎





【慢性咳嗽ポイント】
1年齢考慮
2非感染性因子の割合が急性期に比べて増加する
3気道アレルギー、鼻疾患の原因が多い
4特異的咳嗽か非特異的咳嗽
5診断治療
6治療効果を無視した漫然治療は避ける





【薬剤について】
原因によって様々な選択がございます
・抗菌剤
・抗喘息薬
・抗ヒスタミン薬



原因が確定していない場合
複数薬剤を同時に使用すると
原因がわからなくなります




名医ならば
初回診察で
複数多量薬剤を処方しない?
のかもしれませんね~



○参照元
埼玉医科大学 大学病院・アレルギーセンター
徳山研一教授
発作性疾患で
最もありふれたものを取り上げます

とは言え
実際に我が子が
そのような状況になったら
冷静ではいられないと思います


少しだけ
知っておいたほうがよいと
思われる事を
以下に書いてみました


小児の救急車出動理由の多くは
「熱性けいれん」です









【熱性けいれんとは】
○38℃以上の発熱に伴って起きる
痙攣です

○細菌性髄膜炎や
脳炎・脳症などの
中枢神経感染症や
けいれんの原因となり得る
全身疾患を得る全身疾患を除きます

○国内では
6歳までの子どもの5%程度で起きます




【熱性けいれんと年齢】
○好発年齢は
生後6ヶ月~6歳までとされてます

○6歳を超えても
熱性けいれんは起きることがあります

○6ヶ月未満の子どもが
発熱に伴ってけいれんを
起こした場合は専門医への
受診がすすめられます




【熱性けいれんに対する薬の使い方】
○熱性けいれんが起きたあとは
意識の回復を確認したあとで
ジアゼパム坐剤(ダイアップ坐剤など)
を使用します

○解熱剤が熱性けいれんを
増やすという科学的根拠はございません




【熱性けいれんの予後】
○熱性けいれんの
再発予測やてんかん発現の
可能性を脳波から予測することは
困難です

○短い熱性けいれんは
後遺症を残しません

○熱性けいれん重責の一部は
後に側頭葉てんかんを
起こす可能性が示唆されてます




【熱性けいれんの予防】
○熱性けいれんを繰り返す確率は3分の1

○発熱時にジアゼパム坐剤を
使用すると熱性けいれんを起こす確率が2分の1程度になると推測されてます

○抗てんかん薬の連続投与は
推奨されてません

○予防接種は積極的に行うべきです




参照元:順天堂大学医学部小児学
                          奥村彰久准教授






※以上はガイドラインに従った
一般的な治療法です
個人差や個別の原因別については
考慮しておりません
したがって
必ず主治医の指示に
従うようにしてください


※この情報の
法的責任は一切ございません
あくまで
過剰な心配をなさらないようにするために書いております







「小児科医や
小児医療に関係するものは
子どもたちのために
何ができるか」

について述べたいと
思います

今回に限っては
医療関係者ではない方には
あまり興味のない話題
かもしれません


シリーズで
書こうと思います

お子さんをお持ちの親や
これから親になる方にも
お役に立てればと
願っております



出生数
合計特殊出生率
,人口に対する子供の割合

どんどん減少
しているのは承知の
ことと思います

だからと言って
育児や教育
小児医療が手薄に
なってもよい理由
にはなりません

子供はその国の次世代の
担い手です

子供が心身ともに
健やかに成長できるよう
社会の役割と責任は
大きいと思います



日本は乳児死亡率が
低い統計があります


しかし
10歳未満の子供の
死亡率は
先進諸国の中で
低くはありません


死亡率だけではなく
子供のココロの問題
健康度や幸せ度についても
改善すべき問題も
健やかに成長するためには
欠かせない要因です


そのため
そのような問題も
取り上げていこうと
考えております




まずは
小児医療にたずさわる人間
がやるべきことの整理

以下の通りです

●我が国の子供の将来に
影響する様々な健康課題を
意識して解決すること

●このような現状を
皆様と情報共有すること

●その予防活動を行うこと

●子供の貧困問題を
理解すること

●子供への虐待を
理解すること

●子供の健診
啓蒙活動に協力すること

●予防接種
啓蒙活動に協力すること





参照:国立成育医療研究センター
五十嵐隆総長談話


ここでは
考え方と話し方の基本を書きましたが
『反論』をする上での基本
でもあります

基本を知っているだけでも
実用的な
自己防衛に役立つと思います

このスキルがあれば
皆様が不利になるような
状況を回避できると
信じております


決して悪用しないで
くださいね



インファランスとは
前提と結論をつなぐものです



それをつなぐものの誤りは
日常にあふれています


そのような日常表現に
慣れ親しんでいるので
多くの人はもしかすると
気づかないかもしれません








間違ったインファランス例を
下に挙げます



【①個人攻撃】
反論する場合
「意見」に対してではなく
「発言者」に対して行う
間違いです

例えば
「君にそんなこと言う資格はない」
⇨論点に対する発言でないことが
おわかりですよね

「子供のくせになにがわかる」
⇨ここまでくると馬鹿丸出しの発言です

「男(または女)はいう権利はない」
⇨いつの時代の人なんでしょう





【②自称の権威】
エキスパートの意見で
自分の主張をサポートする事は
間違いではありません。
ただし、正しく使われているならばです

例えば
「君の意見は間違いで、
私の意見が正しい。
なぜなら私のほうが
経験が豊かなのだから」

⇨このアーギュメント(論理的な発言が採るべき形式のこと)の中には経験豊かな者はどんなことにも常に正しいと言う前提が隠れています

「自称の権威」を使う人は
自分の権威を
相手に認めさせることにしか
関心がないので論理が通じません

ちなみに
権威の塊のような人の存在は、
日本人の論理性を
高めることに対する大きな障害です。
このような人々が
日本から消え去ることを
強く願ってます





【③循環論法を使う】
前提の中に結論を含める
インファランス
(前提と結論を
つないでいる言葉には
現れないもの)をいいます

例えば
自称権威者「私の言ってることは正しい」
質問者「なぜですか?」
自称権威者「私は権威者だからだ」
質問者「なぜあなたが権威者であると言えるのですか」
自称権威者「それは私の発言が常に正しいからだ」

⇨繰り返していることがおわかりですよね
これを循環論法と言います
喧伝文句に
よく使われてますね





【④立証責任を転嫁する】
ある結論を導くための
前提(根拠・理由)を
自分では述べず、
「結論が否定できない」

「否定できることを立証せよ」

相手に求めたりするものです

例えば
「神がいないことは誰も証明できない。
ゆえに、神は存在するのだろう」
⇨自分が主張したいであろう
「神の存在」を
自分で証明しないで
「いない事を証明せよ」
と言うのは
立証責任を転嫁する
と言います
隠れた前提は
「誰も証明できないものは存在する」
です。
そんなわけ無いですよね

 *理由を示さない発言は
     大人がとるべき発言
     ではありません

 *発言者は
     それを裏付ける根拠を
     示す責任があります





【⑤誤った二者択一を迫る】
二者択一を訪わなければならない
状況をジレンマと言います
二者以外にも選択肢はあるにも関わらず、他を無視した二者択一を行ったり、
そういった二者択一を
相手に迫ることは
間違ったインファランスです
(前提と結論を結ぶもので
言葉に現れないもの)のひとつです

例えば
「素肌を見せることは
不道徳な行為である
だから、
ビーチで水着になること
は不道徳な行為である」

⇨この例では
「どの程度見せると」
という点を考慮してません
「見せる」か「見せない」
の偏狭的な発言です
これも
間違ったアーギュメント
(論理的な発言が採るべき形式)です

例えば
「犬を食べて
死ぬ人はいない
だから
犬を食べてもよい」

⇨ここでは、
「死ぬか否か」のみで
犬食べてよいか
否かが判断されています

あるものを食べて
よいか否かは
「死ぬか否か」のみで
判断されるべきではない
ので、
これは間違った
ジレンマです





【⑥類比を間違える】
「~は~のようなもの」
「~は~と同じ」
という発言で
使われているのが類比です

例えば
「女性性器が写っている写真集の
発行は許されるべきではない。
これは公園で性器を露出して
人に見せる行為と同じだ。
後者が刑法に抵触するのだから、
前者が法律上許されるべきではない。」

⇨この発言はテレビ討論で
ある弁護士の発言です。
知識ある人もこのように
論理間違いを
おかしてしまいます。

この論点では
前者は見たい人のみが見る
後者は見たくない人が
強制的に見せられる
という本質的な違い
があります





【⑦早まった一般化を行う】
Scienceは「一般化」
の恩恵に被っています。
日常生活でも「一般化」は
欠かせません。

例えば
「きのうは、
この湖ではブラックバスしか
釣れなかった。
だから
この湖には
ブラックバスしかいないのだろう」
⇨これではほとんど
説得力はありませんよね
では、
次の文章ならば
どうでしょうか

「ここ10年、
この湖ではブラックバスしか
釣れなかった。
だから
この湖にはブラックバスしか
いないのだろう」
⇨と述べると
かなり多くの人を
説得できるかもしれません

⇨しかし
やはりこのアーギュメント
(論理的な発言が採るべき形式)
の結論が正しいと言う
保証はどこにもありません





【⑧原因と結果を取り違える】
見かけはバカバカしい
一面を持っています。

例えば
「暑いので温度計を見ると
高い温度を示している。
温度計が部屋の温度を
コントロールしているのだ」

「私が阪神の試合を見ると
負ける事が多い。
だから、
試合を見ないようにする」





【⑨内容が矛盾する】
矛盾はステイトメント
(結論のみを述べる発言)
の中に、
ともに真であることが
出来ない2つ以上の
ステイトメントを含むことです

例えば
「すべてA。ただしBは別」
の形のものです。

「女子はみな、それぞれに
魅力的だ。
でも魅力的でない娘も
いないわけではない」

⇨これは日常感覚では
多くの場合、矛盾とみなされません。
しかし、論理的な発言の
観点からは矛盾とみなされます。





【⑩多義表現をする】
2つ以上の意味を持つ語は
いろいろあります。

例えば
「彼女はおそろしく美しい
私は恐ろしい人に近づきたくない。
だから私は彼女に近づきたくない」

⇨詭弁でもよく使われる
テクニック?です





【⑪感情のこもった語を使う】
(そう言える根拠なしの場合は
適切ではないでしょう)
聞き手に考えさせないで
自分の意見を通してしまう手法
感情操作です

意識的に使うのはプロパガンダ
私たちは無意識に使うことは
良くありますので注意が必要です

社説や新聞のコラムや
マスコミでも
ほぼ毎日という
高い頻度で使われています

例えば、
「○○政権の愚かな政策」
「○○政権の姿勢は
歴代政権と比べても
突出して強権的だ」
⇨「愚かな」「強権的」
と言うネガティブな語を
使って相手に考えさせない
試みは望ましくありません。









【最後に!】
★発言は正しい前提に基づいていますか?
★発言の隠れた前提に気をつけてますか?
★反論は相手の発言の結論に対してなされていますか?
★インファランス
(前提と結論をつないでいる
言葉上に現れてないもの)
は正しいですか?