戻ってきた福島県 | 青峰佑樹オフィシャルブログ Powered by Ameba

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福島第一原発事故に伴う南相馬市の避難指示が解除されたのを受け、アベマプライムの中継で福島県に行ってきました。

午後2時福島駅に到着し
まず向かったのが飯舘村。

農地だった場所に汚染土などを詰めた
袋の山がいたるところに広がっていました。


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今もなお除染作業員の方による
作業が続けられていました。



次に向かったのが原発から
20キロ圏内の小高区。

福島県には何度もボランティアで
足を運んだことがあるのですが
20キロ圏内に入るのは初めてでした。

同じ海沿いのいわき市は
震災から2年経った頃に行くと
港は整備され、新しい家は建ち
住民の方々が生活していましたが、


小高区の海沿いは未だ整備されておらず人の姿もほとんどありませんでした。


中継では南相馬市に住み
今も復興活動をされている「福興浜団」
の代表、上野さんと団員の草野さんご夫妻にお話しを伺わせていただきました。

上野さんが

「復興とは家族が少しでも笑ってくれたりすることであり、道ができた、堤防ができただけが復興ではなく、それは復旧だと思う。」


この言葉ものすごく心に響きました。


今回、小高区の方にも取材する中で
今月の23日〜25日の日程で開催される「相馬野馬追」という地元の人にとって大事な祭りがあり、その前に避難指示が解除されたことは嬉しいと喜んでいる方がいました。


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上野さんも

「一度は見るべきお祭りだよ。」

とおっしゃっていたので
時間がある方はぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。




震災から5年4ヶ月。
津波・原発事故、二重の被害を受け
なかなか復旧が進まなかった南相馬市。

それでもあきらめることなく一歩一歩復旧・復興への歩みを寄せ、故郷再生に取り組んできた人たちの想いは計り知れません。


「福興浜団」の上野さんは終始笑顔で
中継前にお話しさせていただいた時も


「笑いあえるところにしたい」

「亡くなった方にも笑顔を届けたい」


とそっと背中に手を添えてくれるような
そんな温もり溢れる笑顔で今回福島県に行き一番忘れられない瞬間でした。


お忙しい中、お話しを聞かせていただき本当にありがとうございました!!












青峰佑樹☆彡