チャップリンになりたかったんじゃないんだ | 青峰佑樹オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「お兄ちゃん、成人式の日時間あったら着付けしてくれる店に付き合ってくれない」

と妹に頼まれた。
おもしろそー!
と思ったので

「いいよ。」

と心良く返事した。

成人式当日、朝8時に行き
ヘアメイクから着付けまでの一部始終を見学。


行ってみて初めて誘われた理由がわかりました。


ねぇ髪型、この写真と同んなじ?

着物の後ろの帯の仕方どお?

と店員さんに言いづらいことを
僕に聞くふりをして遠回しに
店員さんそれちょっと違うんです、方向性が。
と僕は橋渡しの道具として利用されていたのです。
またそれでも伝わらないときは
鋭い目で訴えてきます。

そして僕が妹の口となり、
ここをこうしたいみたいなんです。
あ、そうですそうです!すごいですね!器用~

とオーバーリアクションで持ち上げる、そうまさに一人舞台である。
とにかく晴れ姿となる妹のリクエストに応えたい、物分かりがいい僕は精一杯頑張ったのです。



そんな中店員さんに、成人式のときだからこそお客さんに聞く質問とかってあるんですか?と聞くと

「今の子たちはあまり話したがらないでしょ?だからあまり個人的な話しは聞けないわ。本当は将来の夢とかそういう話しもしたいけど…」


そうなんですか。じゃあ今日は
色々質問しちゃってください!てへっ

すると鏡越しから妹にギロっと
睨まれた。


でもね、僕も聞きたい
ハート




うーん、洋服とかってどこで買います?



なんだその当たり障りない質問は!


質問に答える妹
えーZARAとかですかね~?


...



...



「可愛いですよねー!!」




なにその間!!!


そこで僕から

今彼氏は?
将来の夢は?
すっぴんを初めて彼氏に見せたときに言われた言葉は?
親へ一言。


と反抗期で大変だった妹の晴れ姿を
親に見せようと動画で撮影する。


一目を気にしながら、嫌でもしっかりと答えてくれる律儀な性格を知っている僕はニヤニヤしながら聞きました。



そして二時間に渡るヘアメイク、着付けを終え帰宅。



親と一緒に会場まで送ったあと
おっとさんとおっかさんと僕で
ファミレスへ。


ねぇ、着付けしてる動画撮ったから
観てみてよ。

どや顔で渡す、ボク。


はっはーん、親への一言良いこと言ってたから喜ぶだろうな。


「ねぇ、無音だけど音どこから出るの?」

もぉ~おっちょこちょいなんだから~


貸してみ!(きらーん)



あれ、なんだこれ
音量MAXなのにどーして

顔を写さないでと言われたので、店員さんと妹の首から下を撮った無音な動画。からの親へ一言でお顔へアップ。

え、パントマイムなの?ずっと口パクで照れ臭そうに笑ってる間抜けな妹。


横をみると能面みたいな顔をした母。


撮影しているときを思い出す。

あ、動画撮ってるとき
左手をL字にしてぶれないよう撮ってたよな。
えっとこんな感じで~
あれ、親指で音声をキャッチするところ見事にふさいでる。


あーやっちまった。
おっちょこちょいは母親譲り。


帰宅した妹に、
動画なんて言ってた?

と聞かれ、えっとね、音入ってなかったら君が人形みたいだったの。そこに僕が音を吹き込んであげたよ
ハート


は?みたいな顔した妹は
着替えてるんるんで二次会へと向かいました。

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改めて新成人になられた皆様、おめでとうございます。



お酒の飲み過ぎには気をつけて
今日という日を楽しんでください!


直接おめでとう!を言えます日が来ますように。








青峰佑樹☆彡