2人の母親 | You can 〜病と向き合う〜

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HIV感染者の闘病記録
まだ一生付き合っていく覚悟は持てないけども・・・
同じ境遇の方いましたら宜しくお願いします。

疲労が溜まり続けてる感じですが毎日頑張って過ごしてます。


この病気によるものではなくただ単に仕事やプライベートで慌ただしく過ごしていました。



疲れやすくなったのはきっと歳をとったからと自分に言い聞かせながら…





そんな中、先日祖母と電話をしました。



祖母は僕の誕生日は必ず、その他定期的に連絡をくれます。


そんな祖母を小さい頃からなぜか

「母さん」と呼んでいました。



それは母親がそうやって祖母のことを呼ぶので自ずと母さんと定着。母親のことは「お母さん」。



周りからしたら母親が2人いる複雑な家庭を連想させてしまいます。笑


まぁ家庭も円満な方ではなかったのですがね。





小さい頃から世界で1番大好きなのは祖母でした。


それはきっと今も変わらないかな。




そんな祖母からの電話。

小さい頃から何も変わらない。

いつも僕のことを気にかけてくれます。



祖母は色んなところを悪くしながらも元気に病気と付き合いながら過ごしています。






「身体は大切にしなさいよ。」








何気ないこの言葉。


僕は親不孝者だなと。


つくづくそう思います。




いつも遠くから僕のことを見守ってくれる存在です。



挽回しようというわけではありませんが、これからは身体を大切に。




「不注意一瞬、怪我一生。」



こんな言葉も祖母からもらいました。



気づいたときにはもうあの頃には戻れません。





後悔しないことはありませんが祖母との約束です。


自分の身体は大切に。



あといつか祖母にもちゃんと自分の身体のことを打ち明けよう。




もう数年会えていないけど、直接伝えたいな。






長生きしてね、母さん。