【短歌】たんぽぽ | monologue~宥生のひとりごと~

monologue~宥生のひとりごと~

短歌、はじめました

たんぽぽのうなじにそっと手をそえてやさしい風の吹くまでを待つ

深く深くおねむりなさい終電が終わったころに起こしてあげる

桜咲く春はあけぼの ゆるやかに兆す殺意は未遂のままに
 
はなびらを白い綿毛にかえながら誰をさがしにゆくの、たんぽぽ

咲いていた たんぽぽの花が咲いていた たんぽぽぽたんぽぽぽたんぽぽ
 

これはたぶん在来種。

 

たんぽぽを最後に摘んだのはいつだったかな。