【短歌】素足をひたす | monologue~宥生のひとりごと~

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短歌、はじめました

ぬくもりを風が攫っていく秋の日向に鳩のかたまりがいる


今はもう眺めるだけでいいのですピンクのわたあめ夜店の金魚


コチニール貝殻虫の大量虐殺(ジェノサイド) わたしの口を彩るために


もういない人に電話をしたくなる秋のどこかでまた虫が鳴く


遥かなる旅路の果てを月と定め冷たい夜に素足をひたす

 

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チョコレートを持ち歩いても大丈夫な季節になりました。

寒いときはあたたかいものを飲みながら甘いものを食べるのがしあわせ。