小林由依×渡邉理佐(社会人パロ)









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ひかる「あっ理佐!」

「うん?どうした?」

保乃「今日の飲み会来るよね?」


ああ、もうそんな時期か。
めんどくさいな、


夏鈴「あっ小林さんお疲れさまです。今日の飲み会小林さんも行かれますか?」

『みんなお疲れさま。うーん、そうだね今日は新入社員の歓迎会も含めた飲み会だからすこしだけ参加しようかな』

ひかる「やったー!てことで理佐も来てね!」

「う、うん」



定時になりみんなで居酒屋に移動した。
部長が歓迎の音頭をとり飲み会はスタートした



ひかる「小林さんももっと飲みましょうよ」

『ふふ、じゃあ頂こうかな』

保乃「やったー!」


由依はお酒に強い。
でも、、


夏鈴「それ結構度強いやつですよ?」

保乃「由依さんってお酒強いんやな」


後輩の声を横目に由依はお酒を飲んでいく



『はぁ、うまっ、』



お酒を飲むと由依は少し素が出始めてしまう。



ひかる「えっ、?」

『うん?ふふ、美味しいね』


幸いひかるしか聞いてなかったみたいだけど
いつもと言葉遣いが違うから少し不思議そうな顔してるじゃん。その後挽回したけど
ほんと危なっかしい



美波「あっみて!あれ美味しそうやない?」

保乃「ほんまや、頼んでみよ」

夏鈴「そうだね」

美波「ほらそこの2人も」


その後は小池さんのおかげで何事もなく飲み会は進んで行った。


数時間してなんだかんだで終わった会社の飲み会


私たちは付き合っていることを秘密にしているからバラバラで家に帰った。私の方が今日は早く家に着いたが疲れてしまった私は由依が帰ってくるよりも先に寝てしまった。



数時間してふと目が覚めてしまった。
当たりを確認するとまだ由依はいなくてベランダの方に目をやると
ほらやっぱり




ベランダで煙草を吸うことが減った分、今度はお酒を飲む頻度が増えた。でも自分の飲める量を把握しているしそれを気にしながら飲むからさほどの心配は無い。
今日は飲み会もあったし明日は休みだから少し気が抜けているのだろう。


ゴクゴク

喉を鳴らしながらお酒を体内に注ぎ込んでいる。
風に靡き髪の間から月明かりに照らされて反射しているピアス。
ボタンを1つ外しワイシャツからほんの少しチラ見しているタトゥー。お酒を飲んでいる由依の横顔はとても綺麗で飲むまでの一連に流れていく姿はまるで映画のワンシーンのようだった。


私は静かにその姿を眺める。




『ふぅ、ってあれ?理佐おきたの』



由依が後ろを向いた瞬間、ベットにいる私と目が合った。



「あっうん起きちゃって」

『そっか』



そういうと由依はベランダから出てきた。



『ごめんベランダ開けっ放しじゃ寒かったよね』

「ううん、大丈夫だよ。ねぇ私も一緒に飲んでいい?」

『えっ?』

「晩酌しよ?明日お休みだし」

『あっそうだね』




おつまみを適当に作り、晩酌をスタートした。




「『乾杯』」

「なんか2人で飲むの久しぶりだね。」

『そうだね。』


軽く雑談しながら飲み進めていく。
なんか今日の由依いつもより飲むスピードが早い気がする



『んん、あつ』



そう言いながらワイシャツのボタンをさらに1つ外した
鎖骨のタトゥーと淡めの色の下着が見えてすごくなんかえろい


「そろそろ飲むのやめたら?」

『いつもはもっと飲めるんだから。心配すんな』

「でも、今日はすこし酔いが回るのが速いよ。ってちょっと」



私の言葉を横に流しさらに飲み進めていく由依
次第に由依の雰囲気は明らかに酔っているだろうという感じになってしまった。
 

『ねえ、りさ』

「どうしたの?えっ、なに、?」     
 

 

由依はお酒に酔うと柄が少し悪くなるか甘々になるかのどっちかだ。今日は後者の方だったらしい。


私の手を取り自身の鎖骨に当てている
そしてタトゥーを流れるように触れさせてくる。

化粧は落とされているからいつもよりも顔が幼くて
でも、ピアスやタトゥーは見えるからなんか本当にイケナイものを見ているような気がして変な気持ちになる。

しばらくその流れを繰り返しワイシャツのボタンを自ら全て外した。ほんと綺麗なボディーラインで見惚れてしまう。
由依は鎖骨の他に胸元やわき腹あたりにも小さなタトゥーを入れている。

それがさらになんかえろさをましている。
ほんと転生の魔性というところだ。


私の手を再度とり、またタトゥーの上をなぞらせてくる


やばい、このままじゃ理性が保てなくなる

そう思っていた矢先



「あれ?由依、由依?」



私の方に寄りかかってきて少しの重みを感じた。
もしかして寝た?



由依の顔を覗こうとすると規則正しい呼吸音が聞こえて本当に寝たんだなと言うことがわかった。


もうここまでしといてそれはないでしょと
多少の落胆をしつつ
私は由依の服を着替えさせ、化粧は落としていたのでそのままベットに寝かせた。




翌朝隣からもぞもぞと布団が掠れる音で目が覚めた。




『っ、ああいたぁ』


隣をチラ見すると二日酔いなのか頭が痛そうな由依。




「もう、だから言ったでしょ。」

『っ理佐おはよう。ごめん』

「ふふ、おはよう。とりあえず水持ってきてあげる。」


私はリビングに行き、コップ一杯の水を入れ寝室に戻る。



「で昨日というか今朝の記憶はあるの?」

『ベランダで飲んでて理佐が来て一緒に晩酌し始めたところまでなら』

「もう、こら」



私は由依のおでこを軽く叩いた。



「今度は無いからね」

『はぃ、ごめんね』


見た目とは裏腹に目をうるうるさせながらシュンとしている。
その姿が可愛くて結局許してしまう。


「ふふ、もういいよ。ほらおいでぎゅしてあげる」

『ぎゅう』


可愛いなぁ
みんながこのギャップを知ったらどうなるんだろう

これは私だけが知っている特権
今はもう少しこの時間を噛み締めることにしよう。












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最後までお読み頂きありがとうございました



では、

またね*