11月3日


日本のみなさんのブログを見ていると日本では治療内容その他が主治医からとても細かく教えてくれるようでフランスとの違いを感じます。こちらでももっと質問すれば教えてくれるのかもしれないのと、夫が聞いた全部を私に説明しているわけではないこともあるのかもしれません。


抗がん剤8回目を受けた今週は今までで一番吐き気が強いようで、抗がん剤が蓄積してきているのかなと感じます。


Résilience というがん闘病Youtube でも言われていたように、がんでは病気そのものではなく治療の副作用が外から見える特殊な状況に置かれると語られていましたが正にそのとおり。何もしなければ病がどんどん進行して死に至る、治療をしても副作用で大変苦しむという辛い病気です。


副作用に苦しむ夫を見ていると、いっそ何もせずに普通の生活を続けていた方が良かったのではないかと思うこともありますが、そうしていたら今頃はもうこの世にはいなかった可能性が高いわけで。


次回から抗がん剤が軽減されるとのこと、それはどうも最初からそのような予定だったらしいのですがそのあたりもよくわからず。今までは一応抗がん剤は効いているようなので医学を信頼して言われる通りにするしかありません。