ちょっと感動したアート | 骨肉腫女子の今を生きるブログ

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骨肉腫と12年付き合っています。(02年〜)
転移の数は数知らず…。
それでも今与えられた生を全うしたい。
それが私を生かせてくれた人たちへの感謝の
しるし。

そんな私のブログです。
色々関係ないことも全て、
骨肉腫の私が感じたことを書いていきたいです。


こんばんは。

瀬戸内海の豊島でちょっと素敵な現代アートにであいました。


「心臓音のアーカイブ」
クリスチャン・ボルタンスキーさん


世界の様々な人の心臓音を録音し、その音をアートとして使用しています。

その場で自分自身の心臓音も録音でき、そのままアートの中に使用されます。

これまで録音されてきた心臓音のアーカイブは、そこに置いてあるパソコンでも聞くことができて、録音された場所、日時、名前などで検索できます。


こっそり?自分の誕生日や手術日を検索してみたり…笑


びっくりしたのが人によって全然違うこと!
西洋人はゆっくりめで重厚感のある音だけど、日本人は軽やかで早めで…など色んな発見があります。
登録した人のメッセージも読むことができてクスッと笑ったり、感動したり、楽しめました。


一番びっくりしたのは、
こんなに力強く脈打っている心臓が、
人間の体のエンジンとなって、生を与えているんだなぁ~、そして、私の心臓もこうやって脈打って私の体を動かしてくれているんだなぁ~って。改めて人体ってすごい!


こうやって体が一生懸命頑張ってくれてるから、心臓が止まるまで、
私自身も頑張って生きないとな、と思えました。

新しいものに出会えるのって、
本当に素敵なことですね(^ ^)

photo:01



ハワイとまた違った瀬戸内海の静かでちょっとセンチメンタルな海や浜辺もステキでした。

(参考情報)
豊島はアートの島として町おこしをしています。島内の色々なところに作品が展示されています。

私のように足が悪い方はシャトルバスでの移動がオススメです。(本数は少ないので注意!)





おやすみなさい(^ν^)

yukie