2012年7月にいったん化学療法を終えて、療養していました。
9月頃に朝起きると左脇腹が痛くなり、ダンピング?と思い一週間やり過ごしていました。
その後一日中お腹が痛くなり我慢出来ないほどだったので、
近くの病院に三日程度入院しました。
そこは個人病院なので、イレウス気味だったのかな?程度ですぐに退院しました。
その一週間後にまた一日中痛くなり、ついに一日中吐いてしまいました。
その時にも同じ病院に入院したもののよくわからない…ということで、
急遽地元の病院に連絡しそちらに緊急入院することになりました。
そこからは検査の毎日でした。
ただ造影CT、鼻からの腸カメラ、大腸カメラで、小腸に腫瘍があることがすぐにわかりました。
もっと早く主治医のところに行けばよかった…と思いました…。
タラレバは無駄ですね…。
でもこの時に、
これからは主治医の近くで社会復帰をしなければならないと痛感し、地元に戻ることに自分の中で決着をつけられました。
骨肉腫の素人に見てもらってはダメだと思いました。
話は逸れましたが…
この時も10月に手術で腫瘍をとりました。
開腹するとリンパ節にも転移箇所があったので切除しました。
主治医の話では、
前回の転移部分からさらに今回の転移とつながったと考えるのが妥当、
術後の補助療法として化学療法をやった方がいいということになりました。
ですので、
ジェムザール・ドキタクセルのセットを3クール外来点滴でこなしました。
この時の手術前は、
腫瘍が邪魔をして腸閉塞になっていたので、絶飲食、鼻から腸の内容物を吸い取るためのチューブを1週間強入れていたので、なかなか辛かったです。
消化器系の病気の方の苦労が少しだけわかりました。
その頃、このブログを始めることにしました。
転がって行く自分の人生に不安と恐怖ばかり感じていました。
(その頃のことは初期の記事にたくさん書いてあります。)
でもそこからなんとかはいあがりたいとも思っていました。
諦めたらそこで試合終了です。
…この10年間で病院の図書館で何度も何度もスラムダンクを読んで励まされました。
現在まだ術後3ヶ月です。
これからも現状維持を目標に、
心は前向きに生きていきたいと思います。
yukie