乳児院での実習 | Kaoruのブログ

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5人の子育てしながら、自宅でベビーシッターやってます。

週末は里親になるための施設実習でした。


土曜日は2〜3歳児、

日曜日は0〜1歳児のお部屋で実習でした。


その施設では、掃除洗濯調理は専門の人がいるので、保育者は保育に全集中。普通の家庭ではあり得ないですよね。


一見すると保育園のようだけど、この子達はお迎えが来ない。ここがおうち。


そう思うと、キュッと胸が締め付けられるような感じがします。


保育者は、本当の親よりも、愛情をかけ、丁寧に接していました。ここで育った方が幸せなんじゃない??と思ってしまうほど。


ご飯を残すとか、お風呂に入りたくないとか、そう言った要求を、怒るでもなく、甘やかすでもなく、本当に丁寧に受け止めつつ、良い方に導くテクニックがすごい。


家でもない、保育園でもない、初めて足を踏み入れた世界でした。



実子には怒れるけど、里子や、例えば預かってる子や、他人の子には怒れない。


よく聞くし、私もそうだけど、


実は怒ってる時って、自分のイライラをぶつけてるだけの事もあって、


それって、実子なら許してくれる、っていう親の甘えなんじゃないかな。


実子も里子も私も同じ人間なんだから、

お互いの尊厳を大切に、

思った事を丁寧に伝え合って

成長していくのが理想。


ただし、子供は身体的にも未熟だし、

思った事をうまく伝えるのも難しい。

伝えようとしていても、大人には届きにくい。


そこを忘れずに、上下関係ではなく、

その分は大人がカバーしてあげる。


産んだからって親になれる訳じゃなくて、ある程度の知識と技術も必要なんだと、実感しました。