いつもありがとうございます。林雄介です。
本日、韓国大使館参事官が、おそらく野田佳彦首相の親書をアポなしで外務省に返却にきたため、外務省が韓国大使館の外交官を外務省に立ち入り禁止、門前払いにするという超強硬姿勢に出ました。
韓国大使館は、野田佳彦首相の李明博韓国大統領宛て親書(竹島問題と天皇陛下土下座謝罪への抗議文)を書留郵便で外務省に返送するという強硬姿勢に出ました。一国の首相から大統領に宛てた親書を書留郵便で外務省に返送するという姿勢に日本政府も、「郵便物受け取り拒否」で対抗するという険悪な状態になりました。問題は、どうやって返送してくるかわからないことです。差出人は韓国大使館なのか、韓国外務省なのか、李明博なのか、まさか日本の通名である月山明博ではないと思いますが…。月山明博だと外務省が受け取りそうで怖い。開封したら受け取り拒否できないはずです。
郵便規則を改定して外交文章の郵送禁止にした方がいいと思います。鳩山由紀夫、伝書鳩説がありますが、党員資格停止の上で韓国から親書を受け取ったら、民主党除籍して刺客をたてますよ。
韓国の誤算は、郵便返却という変化球に出たことです。これ、どういう形で親書を返却してくるか予測できませんから、まず在韓日本大使館の韓国政府との接触禁止。韓国外交官の外務省等への立ち入り禁止と接触禁止。で、親書問題が解決するまで韓国からの郵送物を開封できませんし、国際会議で返却されても困るので、日本政府の要人の韓国政府関係者との接触禁止。韓国政府が野田佳彦首相の親書を韓国大使館の参事官に返却に行かせたのなら、大問題になります。参事官は、本省の部課長クラスです。大使ではなく部課長クラスの参事官が野田佳彦首相の親書の返却に来たのであれば、失礼ですし、日韓の各省庁の部課長クラスの実務者協議の凍結をしないと実務者協議で首相の親書返却がある可能性があるため、事実上の日韓国交断絶状態になりうるんですよ。
林雄介with,you。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他超多数。