UM12Aの3回目です。
UM12A-5768
UM12A-5963
どちらも
関西線 四日市駅
所有者は右側の三井金属・・・ではなく、
左側の「三池製錬」です。
(基本所有者は左側ですが、住友化学のコンテナのように、
真の所有者であるJOTが妻側に隠れている例もあります。)
三池製錬は元々三井金属の一部門だったようで、
名前聞いてわかる人はわかるのですが、
九州は大牟田市内に工場があります。
質の悪い鉱石から金属を抽出し、
純度の高い鉱石を生み出しています。
その経験を活かし、廃棄物を再生し、
そこから金属を抽出することなどお手の物です。
都市鉱山などと呼ばれている昨今、
廃棄されたパソコン、携帯電話は貴重な金属が使われていることから、
これらを回収し、金属だけ製錬する会社が多くなりました。
このコンテナも多分、
そういった金属が含まれている産業廃棄物を集めて、
自社の製錬所に輸送しています。
・・・と書いてみたものの
問題なのはその輸送先で、
一枚目の写真に「宇部」って書いてあるんですよね。
三池製錬はその名の通りなのですが、
そこ以外に工場はないんです。
宇部で下ろして、大牟田までトラックはいくらなんでもあり得ないので、
宇部近辺に三井系の処理施設があるんでしょうな。
四日市周辺も三井系の会社が思い当たらないので、
ここで積んでいるのかの確証もないのですが