自分の価値ってどれくらいだろう?
自分の幸せってどれくらいが妥当なんだろう?
これくらい楽しくて、これくらい悲しい。
これくらい褒められて、これくらい怒られる。
本当の自分はもっと自分に価値があるって思っていて、
もっと幸せになりたいって思っているのに、
本当の自分が思っていることに気づかないで、
「まあ、これくらいだろう」
って、思ってないだろうか。
少なくとも私はそういう傾向があった。
今もあるかもしれない。
小さい頃、母が「家族団欒」を大げさに演出しているようで、
ちょっと嫌だった。
私はちょっとひねくれていたのか、反抗期だったのか、
「家族なんて・・・」って思っていた。
わざとらしさを感じていたのかもしれない。
「家族団欒」を知らずに育った母が思い描く理想の家族。
確かに、明るかったけど。
私はあまり楽しくはなかった。
なんだかコントロールされているようで、
いい子を演じさせられているようで、
早く家を出たかった。
***
ハナシがちょっとそれたかな?
「いい子」のふりして、家族団欒ごっこを一緒に演じていた私。
本当の幸せにたどり着くまで、随分と長い道のりを
歩むことになった。