ご報告遅れましたが、フランコ5.7.2024に天国に旅立ちました。

 

 

 

肺がほとんどいっぱいになるぐらいの水が溜まって、小さな猫の体に200CCもの水分が入ったのを、二度抜きました。そうすると楽になるんだけど、二度目に水を抜いたのは一週間前。これからはこれが頻繁になるだけで、そんなつらい思いをさせなくてもいいなと思ったので病院に連れて行って、安楽死を選びました。

 

一週間前に、病院の人に、ストレスになるようだったら、お家に獣医さんを呼んで安楽死させることもできるって教えてもらったんだけど、フランコは病院でみんなにいい子だって褒められるのが大好きだったし、車に乗るのも大好きだったので、病院でいいと思いました。うちに獣医さんを呼ぶんだと、予約してから、獣医さんがうちに来るまで フランコに隠し事してるみたいな気分がするので できませんでした。

 

朝早くにおきて、最後まで食べたいもの食べていたんだけど、7時ぐらいに、つらそうになってきたので、息子をつれて、病院に連れて行きました。


 

腕に抱いた状態で、まず麻酔薬を、それから心臓を止める薬を入れると、説明してもらって、何時間ここにいてもいいから準備ができたらおしえてと、病院の人たちにたくさん心遣いをもらって、やっぱりフランコが一番つらくないのがいいと思ったので、早めに作業をお願いして、ひとしきり泣いて、落ち着いて帰ってきました。

 

息子が生まれる前から、お互いを大事にしてきたバディーです。肝臓、心臓、関節、もう長くないなという時期が半年あったので、食べたいステーキ、健康食もやめて、フランコが大好きなご飯をたくさん食べて、一緒に寝っ転がって本を読んだり、質の高い時間を過ごせたから、そういう時間を過ごさせてもらったので、心の準備ができていて、だから判断が早くできたなと、思います。

 

前の猫の時はそんなこと思わなかったけど、なぜか49日というのを思い出して、あ、49日間は私の近くにいてくれるんだなと、思って、残された子猫を見ていると、なるほど、たまに 子猫のからだに入ってこっちを見ていたり(フランコ、子供の時は、独特な、口をひん曲げたような顔してこっちを見てる時があって)子猫がいきなり何かを追っかけまわしたりしている(あ、あそんでるんだなぁ)と思ったりしてます。

 

49日終わるまでは灰の箱を開けておこうと飾ってあります。いつか、ダイアモンドにして飾れる日が来ますように。

 

実にたくさんの愛をもらったし、一人じゃないって勇気をもらってきたなぁ。

 

猫って、どれも性格がすごく違って、なんの遠慮もなくて、その生き方に学ぶことがとても多いと思います。私はのびのびとしているようで、まだまだ人目を気にしたりすることがあるなと、達人(猫のことね)比べると成長の余地ありだなと、思います。

 

子猫(子猫って言ってももう一歳半なのですが、女の子で、フランコの全盛期よりだいぶ小さくて、「ステラ」っていう名前を息子が付けましたが、「ちびちゃん」ってよばれてます)が、フランコがいなくなった私の周りをぴったりとくっついてくることに気が付く。やっぱり寂しいよなぁ、お兄ちゃんが亡くなって。毎日、お家に帰ってくるとカウンターに上って私にヘットバットします。「お母ちゃん大好き。おなかすいた。私かわいい。ごはんちょうだい。」という思いが伝わってきます。