こんばんは。
毎日、室内にいる時間が多いと季節感がわからなくなってしまいますね。
ふと今は何月かと考えてしまいました^^;

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さて、和食のお膳はご飯が左、お味噌汁が右にきますね。

なぜ、ご飯が「左」で、汁物が「右」なのかといいますと、日本古来の伝統で左側に重要なものを配置するという「左上位」の考え方から、
主食のご飯を「左」に配置しているんですね。

また、日本に序列の概念が入ってきたのは平安時代ごろと言われています。その基準となったのは「天子は南面す」という思想です。

天子、すなわち帝の玉座は南に向かっておかれており、その左右に側近が座ることになります。
帝の左側は「東」で、右側が「西」となると、太陽が昇る「東」が、日が沈む「西」よりも尊重され、その結果、「左大臣」が「右大臣」よりも格上となりました。

当時の日本の儀礼は、大陸の影響を強く受けていたので、当時の中国が「左上位」だったのかもしれません。

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先日、取材を受けしました際のVTRをNHK様よりいただきました。来年は皆さまで楽しくお花見ができます事を切に願っております。