こんばんは

本日も冷えましたね。
明日もとても寒そうなので、気をつけましょうね。


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本日はお椀に霧吹きを掛ける由来をお伝えさせてください!(まさに今晩いただいて来たのですが)
↑会席料理をいただく際にたまにお見かけする事があるかもしれません

お椀の蓋に水滴をつけるのは、茶懐石に由来しますが、いくつか説があります。
①「誰も触っていません。あなたのためのお料理ですよ」という意味

②もう1つは、お給仕のときに「このお椀はもう料理が入っているので、持ってって。でも開けてはいけない!」「こちらが前」と知らせる意味


茶道で風炉(5~10月)の茶事(懐石、炭、濃茶、薄茶の一通りの正式なもの)では
茶筅(霧吹きではありません)で、お椀、折敷の上にさっと露を打つきまりになっています。
それには「涼味を添えるため」との意味があります。

もてなす側の主観からより季節感を出す為と様々ですが、お相手の事を思っての行為であると言えそうですね

↑時には、お箸を湿らせてあるお店がありますが、これも、潤しておく事で箸を進めやすくする🥢配慮ですね!

茶懐石には人様をもてなす工夫がたくさん込められていますね

何故、霧吹きが掛けられているのか…拭き残しではないか…と思われた際には是非思い出してみて下さいませ

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今週も三連休ですね!
寒さに気を付けて、素敵な週末をお過ごし下さいませ