こんばんは

11月も残すところわずがですね。
この冬は温暖なせいか、中々実感が湧きませんね
来週は20度になるお日にちもあるとか…

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先日、お邪魔しました料亭の裏庭をたまたま目にしましたら、素敵なススキが🌾植えられており、何だかほっこりと得した気持ちになりました
細部までしっかりとしているとお店の丁寧さが伝わりますね

さて、タイトルにあります通り、和室にも「真行草」と言う格があります。

武家がよく客間に使ったのが、付書院、床の間、違い棚が揃った書院造の規範となる「真」と言う形になります。

一方、茶室などは主の嗜好で造られた「草」の格が多いですね。

侘び寂びを大切にした千利休は茶花も質素にしたものとされていますが、豊富秀吉は派手好きが高じて黄金の茶室を作ったと言われています。

はたまた、↓こちらの和室はCM撮影のために床の間にあります掛軸と花のしつらいを致しました。
これは、映像だと普通に見えてしまうため、敢えて大きな掛軸に大きな生花をご提案いたしました。

この様に、用途や嗜好によって和室にも様々なタイプがありますね。

お茶室や旅館、他家などで和室を拝見する事がありましたら、その主がどういう嗜好で造られたのか考えると楽しみが一つ増えるかもしれません

日本の文化は計り知れないほど深いですが、楽しみながら今後も深掘りしていきたいと思います

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いよいよ金曜ですね!
少しバタバタとしておりますが、更新できる際にしたいと思いますので、懲りずにお付き合い下さいませ