こんにちは

連日の猛暑。これは本当に異常ですよね。
これから8月かと思うと、心配になりますね…

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さて、今回の京都ショートトリップでは、お仕事の取材も兼ねて盛りだくさんの内容で過ごす事が出来ました。
合間に、行きたかった場所である「建仁寺」(双龍図)、「広隆寺」(弥勒菩薩様)、「瀧安寺」(石庭)、「仁和寺」(宿坊)、祇園祭と拝見する事が出来ました

今回はあらゆる所で目にしました、和室の『欄間(らんま)』の格についてお伝えさせて下さいませ

◉まず、欄間(らんま)とは、日本の建築様式のひとつで、採光、通風、装飾といった目的のために天井と鴨居との間に設けられる開口部材の事を言います。
こちらにも格があります。

旧御室御所・世界遺産となっている【仁和寺】さんのお部屋にて解説をさせて下さいませ。
↑こちらの矢印にあります通り、欄間は、上までちきんと施されている程、格の高いお部屋になります。
因みに、こちらのお部屋は宇多天皇のお控え室でした。

↑続き間のこちらの欄間は隙間が空いておりますため、位の低いお部屋となります。とは言え、次の貴族が使われたお部屋なのですが…。

また、各国の要人を招くにあたり、柱を天井まで突き刺さない配慮がされています。
お分かりになりますでしょうか…。
これは西洋人は頭を突かれるのは好まないため、連想させない様にしているとの事。

もてなしの心が細部にも気遣われていますね。

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さて、最近こちら【仁和寺】の宿坊が一泊100万円と言う事が話題になっておりましたが、、
検証した結果、その価値は十分にあると思いました。
ただし、お寺は全てに冷暖房が完備している訳ではないので、良い季節(特に桜の見頃や紅葉の季節)は最高ですね!
それはそれは広大な敷地に1日1組のみの宿坊。
素晴らしい経験になる事間違いなしですね

今週も1週間、素敵な週になります様に…