こんばんは

連休中日。春を感じさせる様な良いお天気でしたね♪

本日はお花とケーキを持って義母のお誕生日祝いのため義実家にて過ごしました
お花は一足先に春を先取りし、「啓翁桜(けいおうざくら)」にいたしました🌸
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桜はとても華やかで季節感も出るので個人的に大好きです


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和の作法に精通している方はご存知かと思いますが、お辞儀にも「真・行・草」の形がありますね!

旅館や料亭などの和室にも床の間を見かけると思うのですが、この和室の床の間にも「真・行・草」と言う形があるのです


↓のお写真の様に①床の間と②違棚(床脇)と③付書院の「真」の構えが規範としてあります。
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また、違棚や付書院が省略されて「行」の構えになる場合があります。
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↑こちらのお写真は略式の床の間ですので「草」と言う事になります。
「真」は正格であり「行」はその中間。


この格は書の書体、真書・行書・草書の総称に由来します。
日本の中世以来の諸芸道では、様式や空間の価値概念を表す理念語として使用されているようです。

少し難しいお話になってしまいましたが、この3つの形を覚えておくと日本の伝統作法に通じてきますので、もしよろしければ頭の片隅に置いておくと何かの機会に役立つかもしれません