こんにちは

今日はあいにくの雨…ですね

本日は午前中から、香道について学んできました。
「香道」と言うと、大きく「志野流」か「御家流」の流派になりますが、違いは武家か公家かと言う事になります。
本日は、「志野流」の二十一世家元嫡男 蜂谷 宗苾様にからお話しを伺って来ました。

香道の世界は、長男が継ぐと決められているとの事ですが、室町時代より500年に渡り、21代も続いているなんて凄いですよね…。
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ご本人様もプレッシャーだと仰っておりました

さて、香りの頂き方ですが、↓左手でしっかりと支え、右手で親指と人差し指で輪を作り、その他の指で蓋をして輪から香ります。
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香木は大変高価になっており、維持をしていくのも大変なのだそうです。

そんな、素晴らしい香木を使って、香りの嗅ぎ分けをして来ました

代々、どなたが嗅ぎ分けが出来たか記録されるとの事ですが、今回も同じように記録して頂きました!

全て嗅ぎ分けられた人は下に「叶」と言う文字が付きます。
さて、私は…
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「叶」を頂きました!
女性はひらがなで名前を書くのが正式なのだそうです(^^)

本来は、香りを和歌で表現しなければならないので、和歌の表現と筆も達筆でなければならず、かなり高度であります

さらに、志野流は武家作法に基づき、礼儀作法から立ち居振る舞いがきちんと理にかなった形で定められています。
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家元直々に少人数で体験させて頂き、とっても良い経験になりました(o^^o)

つくづく日本文化は奥深いですが、その伝統が途切れない様に、少しでも理解し後世に伝えていきたいと思います