みなさま、こんにちわ
さくらゆかりです。
さて、今回も前回のサントリーに続いて、ビール工場の探訪です
2回に分けるつもりでしたが、やっぱり無理矢理1回分にまとめたので、記事長くなりました
キリンビール横浜工場のあるのは、横浜市生麦。
京浜急行の生麦駅から、歩いて10分くらいの場所です
受付ロビーに入ると、この立派な
麒麟のモニュメントが目に飛び込んできます
広いロビーの半分くらいは、キリンビールの製品ブースになっていて
カラフルでキレイ
こんなパッケージも発売されていたんですね
パッケージの工夫
(キリンのカートンは型崩れしにくく、持ちやすくスタイリッシュ)
缶の軽量化
(およそ50年で6.7g軽量化)
瓶の改良など、さまざまな省エネ対策の解説があります
Myビールの発見 時間がないので、挑戦できなかったけど…
発売中のアルコール飲料がずらり
もちろん、ビールだけではありません
でも、今のキリンは、何と言っても
「一番搾り」がメイン
キリンビールの工場見学も有料のツアーです。
サントリーの1000円に対して、キリンは500円 さすが王者の貫禄ですね
(こちらも20歳未満は料金無料)
最初はキリンビールの会社の歴史や、一番搾りの特徴や製法の紹介など、ビデオ上映を見ます
CMキャラクターの大泉洋さんが、映画「ディア・ファミリー」の上映があるので、東宝シネマの福本莉子さんの幕間に飛び入り参加したことが、出ていましたよ
ビデオ上映が終わると、さっそく工場見学の開始
最初は、麦芽とホップの試食体験
イエローは麦芽 緑はホップ
麦芽
ほんのり甘くてあじわいがあります。だたし、粉っぽいのでムセる人は要注意
ホップ 苦いです
ここからは、製造ラインの解説
糖化槽やろか槽など、さまざまな形のタンクの様子が見られます
ガラス窓の上には液晶モニターがあり、各工程の説明があります
タンクの工程を見終わると、今度は搾った後の麦汁の
一番搾りと二番搾りの試飲体験
色の薄い方が一番搾り
すっきりしてさわやかな感じ
発酵工程の説明は、なにやら小部屋に入り…
映像パネルの、おおきなテーブルの前に全員集まりました
そうなんです。
こうして指で輪っかを作ると酵母のアイコンと遊ぶことができるんです
キリンビール横浜工場も、とっても大きな工場でした。もちろん、通路もひろくてきれい
製造ラインの最終工程。缶にパッケージする自動機械の紹介を見ます
工場の大きさと、機械を流れていく缶の数とスピードに、圧巻
サントリーにもありましたね。高速で回る缶の洗浄機
さて、製造ラインの見学が終わると、キリンビール工場でも、この扉の向こうに、いよいよ
ビールの試飲体験です
ひろびろしたホールに…
工場ショップ、ビールサーバー紹介などがあります
ここの試飲コーナーは、製造タンク群の見えるフロアにあり、このように金色(飴色)に輝く光沢をガラス越しに眺めることができます
それでは、まず一杯目
プハーっといきましょう
キリンビール横浜工場も、最初に試飲カウンターに行って1杯注いでもらった後に
一番搾りのグラス3種類セットが、各人(成人)ひとりひとりにもらえます。
都合、やっぱり3杯プラスαという分量になります。それにおつまみが付くので
500円なら、とってもお得です
これは、一番搾りプレミアム
う~ん でも呑んべいでないので、違い分かりません
黒生
ワタシ的には、黒生、大好き
うまいっ
ノンアルコールも、これだけの種類があります
おつまみ。ちなみに、おいしかったのでお土産に買って帰りました
(スーパーでも売られているみたい)
お土産ショップ、おおきくて、ビールやお菓子などたくさんの品物が売られています
コラボ商品のベビースターラーメンや、プリッツ
さて、約90分の見学ツアーを終えて出口を出ると、今度は入り口と反対側の、緑豊かな芝生のある工場の中庭に出ます
試飲したホールは、外から見ると丸いドームみたいになってました
中庭にはモニュメントもいくつか置かれています
出口を出て歩いて行くと、
壁がレンガの、おしゃれなレストランが見えてきます
このレストラン、通常は事前予約しないと入れないのですが、工場見学ツアーのお客だというのと、この時間、混んでいなかったので、ランチタイムにはいることができました
ちょうどお腹も空いたので、ゆったりランチで一服
実はここのレストランには、意外に展示物がいろいろあって
むかしの広告や、書籍類
この模型の家が、日本で最初に建てられたビール醸造工場
スプリングバレー・ブルワリーの再現模型です
横浜は、外国人がおおく住み、日本人にも流行に敏感な人々が多かったため、ノルウエー出身のアメリカ人技師 ウイリア・コープラントという人が、醸造工場を作りはじめました。
当時横浜の天沼には、ビール造りに最適な美しい水があり、まだ日本にはビール作りの技術も、機械も何も無い状態から、苦難の道を歩むことになりましたが、努力と工夫を重ねました。
そして、明治14年、日本人の口にあうビールをはじめて発売します。
スプリングバレー・ブルワリーはその後も、日本のビールの発展に欠かせない役割を果たしますが、惜しくも明治17年に倒産。そのあとを継いだ「ジャパン・ブルワリー」という会社が、土地や建物、技術を引き継ぎ、これが「キリンビール」の前身となりました
キリンビール宣伝カー「ナンバーワン自動車」の模型
昭和初期の、小売店向け生ビール瓶の特大ボトル2L
さて。最後に感想
サントリービール武蔵野工場と比べると、見学コースの規模や体験の多さ、試飲できるビールの種類など、すべての面で、キリンビール横浜工場の方が上でした
まあ、ビール作りの歴史から考えると、それは仕方が無いこととも言えますよね
たった500円
でこれだけ味わえる、、とってもお得でした
おしゃれなレストランも併設してますし、工場見学のあと、横浜の観光も近いので
立地的にも最高の場所だと思います
人気があるのも、当然かなと、思います
工場見学、近年は見学中止が相次いでいて、関東地方では、ほかには取手(キリン)、守谷(アサヒ)工場くらいしか、大手ビール会社の工場見学はありません。
都内近郊から電車でさほど時間のかからず行ける、今回のふたつの工場
予約争奪戦を無事突破できた暁には、ぜひ工場見学を堪能されたら…
と思います
それでは皆さん、明日も皆さまにとって良い日でありますように~