みなさま、こんばんわ
さくらゆかりです。
ずっと以前から、町田にある、戦国時代の展示が素晴らしい歴史美術館と、一度訪れたことのある白洲次郎旧宅、そして下の写真の、ユニークなラーメン屋さんなどを訪れたいと思っていて、このたび、時間ができて、ようやく行って来ました
パイナップルラーメン
ワタシがよく見ている Ramen Stroy by L.Iさんのラーメンブログで、ずっと前に紹介されていたラーメン屋さんです
パイナップルラーメンの本家は、かつて西荻窪にあり、残念ながら閉店になってしまったそうですが、その流れを汲むラーメン屋さんが町田の駅前にできたとのことでした
こちらは、市内に2軒?ある地元のラーメン屋さんで、JR町田駅直結のターミナルプラザの2階のレストラン街にあるラーメン店です。
お目当ては、もちろん
パパパパパインラーメン
頼んだのは醤油ラーメン 見た目はこんな感じ…
ほぼ普通の醤油ラーメンですが、パインの切れ端が2~3切れと、パイン味の卵が入っています
お味はどうでしょうか
感想を言うと…
パイナップルは入っていて、それ自体はパイナップル味なのですがラーメン全体は う~ん お味も普通の醤油ラーメン…
みたいな感じでした。パインの勢力が少し弱い…みたいです
ただ、上のグレードに、400円増しでいっぱいんというパイナップル成分増し増しのラーメンがあって、そっちだとかなり分量増えるので、お味が違うかもしれません
また行く機会があったら、こんどは試してみようかな、と思います
さて、町田市にあるユニークな戦国時代の展示が素晴らしい博物館は…
泰巖歴史美術館(たいがん)
建物自体がすでにとってもユニークです
町田市の実業家の山中さんと言う方が作った民間美術館です
2020年に開館しました
小田急の町田駅からは5~10分くらい
美術品の収集家であった山中さんが、戦国時代の資料を中心に集めた美術品、工芸品、歴史史料などを展示している美術館です。なかでも、織田信長関係の史料が素晴らしいので有名です (入館料 1500円)
美術館なので、館内は、ごく一部分を除き写真撮影禁止です。ですので、直接紹介はできないのですが、公式HPや、開館時の宣伝
記事等から画像をお借りして、中身をすこしだけ紹介しようと思います
このフロアーには、戦国武将たちの書状(現物ばかり)が多数展示されています
織田信長、武田信玄、上杉謙信、松永久秀、豊臣秀吉など有名な武将ばかりです
左:豊臣秀吉肖像画(本物) 右:実際に来ていた羽織
左:上杉謙信肖像画 右:武田信玄肖像画(いずれも本物)
有名な刀鍛冶製作の刀剣
戦国時代の鉄砲の歴史の展示
鎧 こちらは主に江戸時代の工芸品です
小牧長久手合戦図屏風(本物) 実物はかなり大きい
とっても素晴らしかった です
絵師 狩野元信の四季花鳥図屏風… すごい有名な作品です
茶道の歴史のフロアーには、日本で最初に作られた茶室とされている
国宝 京都妙喜庵の「待庵」の再現セットがあります
そして圧巻なのが、この美術館最大の売り
安土城天守閣の再現セット
※ちなみにここは、写真撮影可です。もちろんみなさん、記念写真を撮っていました
あまりに巨大で、1階フロアだけでなく、2階(実際の高さは3階分以上あるけど)のフロアーから、この天守閣の間は眺められます
織田信長の肖像画と位牌(どちらも複製)
「松図」
豊臣秀吉が母親の病気のために建立した天瑞寺という寺に描かれた障壁画の再現で、狩野永徳の作品と言われています
入館料は1500円もしますが、直筆の書状や、実際の障壁画など、貴重な史料の数がすごくおおくて、とっても充実しています。解説文もとてもわかりやすいです。
紹介動画コーナー(20分くらい)もあり、こちらはNHKの子会社が製作しています
そして安土城… 圧巻という他ありません
歴史好きな方はぜひ一度どうぞ♪
つぎに町田市にある歴史建造物で忘れてはならないのは、
あの白洲次郎の住んでいた鶴川の旧宅です
白洲次郎 え 知らない人がいる…
そんなあなたは、きっと若い人なのでしょうね
白洲次郎は、日本が太平洋戦争で負けて米軍の占領下にあった時、占領軍との重要な交渉に当たった政府の役人で
敗戦国の官吏でありながら、その知識と見識、プライドで、マッカーサー元帥をはじめとしたアメリカの役人と対等に渡り合い、日本の危機を救った偉人なのです
武相荘の敷地、素敵な竹藪があります
こちらは、秋に訪れた時の紅葉
きれいでした
ちょうどお花の見ごろになっていて、何種類もの花が、花びらを見せてくれていました
ここが、武相荘の入り口
(ミュージアムは入館料1100円)
おしゃれな喫茶コーナーです
旧宅の中はかなり広くて、ミュージアムになっています
ちなみに、ここも中は写真撮影不可能でした
ですので、こちらも公式はじめいくつかの画像をお借りして紹介します
白洲次郎夫妻が生活していた、生活道具や、生活風景が再現されています
相当なお金持ちだったので、家具や調度品、食器類の数々がたくさんあります
白洲次郎のとっても素晴らしいのが
皇族方とも交流があり、政府の高官とも対等に付き合いがあり、また占領下に
大きな仕事をしたにも関わらず
仕事を終えた後はいっさい業績や自慢話をすることをせず
遺言書にも、葬儀も戒名もいらない、と質素倹約を貫いた美徳です
近所の村人(当時は鶴川村だった)とも交流し
余生を送ったとのことです
現代のとある政党の政治家には、爪のあかでも煎じて100倍にして
飲ませなくていけません
こちらは、いちばん有名な歴史史料
トイレットペーパーみたいなものに、原稿が書かれています(大量!!)
吉田茂がサンフランシスコ講和条約で読み上げる原稿が、アメリカが作った英語の文章で
日本にとって屈辱的な文章だったので、白洲次郎が激怒して書き直し、日本語で日本人のための演説内容に書き直したという原稿です
書棚 すごい数の本でした
作業部屋
3月いっぱい、季節展示で雛飾りが展示されていました
白洲次郎邸の外観です
反対方向に、邸宅から庭先を眺めたところです
さいご、白洲次郎邸で有名な展示
巨大クラッシックカー
1916年型のアメリカ製のクラッシクカーで
ペイジ Six 38
という車です。白洲次郎が乗っていた実物はもう存在してないのですが
2008年に放送されたNHKドラマ「白洲次郎」のために英国から輸入した車です
エンジンが6気筒の3.7L。当時のクルマとほぼ同一の仕様のクルマということです
おお このライト、すごいですねー
武相荘も、町田市が市の発行物では、必ずと言ってよいくらい、宣伝している歴史建造物なので、歴史好きな方は訪れてみる価値はあると思います
ここまでで、町田市内の散策めぐりは終わりです
それでは皆さん、明日も皆さまにとって良い日でありますように~