山手西洋館巡り~その③ | さくらゆかりのマイページ

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すっかりオバさんの女装子ですが、お付き合いくださいね

みなさま、こんにちわ飛び出すハート 

さくらゆかりです。

 

山手西洋館巡りの最終回です流れ星

 

 山手本通りをそのまま歩き続けて、すこし寄り道した山手公園にある

   「旧山手68番館」

 さらに先に進んでイタリア山庭園内まで行くとある、ふたつの西洋館

   「外交官の家」

     「ブラフ118番館」

 の3カ所を紹介して終わります音符

 


山手本通りからフェリス女学院正門の入り口を曲がって、しばらく山手公園まであるくと

「旧山手68番館」

があります。以前に紹介した、テニス発祥記念館は68番館のすぐ手前です

 

 

もともとはフェリス女学院前の山手68番地にあった外国人向け賃貸住宅を、こちらのテニスコート前に移築したもので、現在は、市営テニスコートのクラブハウスとして使われています

 

すこし洋館の雰囲気はありますが、公園管理事務所としていまは使われていて、普通に、テニスコートの利用客なども入ってくるので、あまり洋館らしい雰囲気はありません笑ううさぎ

 

 

 

 

 

ひと部屋、展示室になっている部屋があって、公園の歴史などが展示されていました

 

 

 

 

 

管理事務所なので、入り口側には普通の事務所が入っています

 

 

前回も掲載しましたが、通り沿いに

日本庭球発祥の地の石碑テニスもあるので、見て行ってくださいね

 

 

 

 

 

さて

とうとう、最後の山手イタリア山庭園まで歩きましたあしあと

 

 

 

 

 

「外交官の家」

は本物の外交官の邸宅です。ただ、もともと横浜にあったものではなく、渋谷に明治43年に建てられた外交官内田定槌氏の邸宅を、平成9年にここ山手に移築して復元したものです

内田定槌氏は明治政府で、ニューヨーク総領事や、トルコ特命全権大使などを勤めました。

 

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」に、駐スェーデン大使として登場していたんですって…  すみませんワタシ見ていませんでしたアセアセ

 

100年以上前の建物で、当時の外交官の生活が、建物だけでなく、調度品などそのまま再現されていて、山手西洋館のなかで唯一、重要文化財に指定されています

 

 

もともとの邸宅は洋館と和館のふたつからなっていたのですけど、復元したのは洋館だけだそうです。ちなみにこの邸宅、何事もなくただ移築されたのではなく、関東大震災や東京大空襲、戦後の混乱期などの激動期に、なんども被災や火事などの危機に見舞われながらも、

家族が必死の思いで守ってきた、苦難の歴史があったそうです。悲しい悲しい

 

下記リンクに、苦難の歴史を記した記事があるので、ぜひご覧になってください

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https://www.kensetsunews.com/web-kan/767483

 

 

食堂

この方向から見る隣室の扉は、和風の引き戸です。日本人の邸宅らしさを醸し出したくて、この作りにしたそうです

 

 

 

 

 

大客間

 

 

正面一番奥にあるのは、マントルピースドア

 

 

サンルーム 八角形の塔屋内にサンルーム星があります

 

 

山手西洋館は、どこでもピアノが置かれていますね

 

 

建物の設計は西洋人ですけど、そこかしこに和風を取り入れています

 

 

玄関ホールから、2Fへ続く階段を上がります

 

 

玄関ホール窓はステンドグラス義理チョコ

 

 

玄関隣の供待部屋(玄関左)

 

 

こちらのお方が、邸宅の御主人の内田外交官です

 

 

書斎です。館内には、内田氏の外交官としての足跡を記した資料も展示されています

 

 

 

 

 

書斎の本棚

 

 

 

 

 

寝室。ロッキングチェアーなどもあって、家族のくつろぎの間だったそうです

 

 

 

 

 

展示室には、全体模型がありました

 

 

イタリア庭園からは、横浜の街がとってもよい眺めでみられます

 

 

どのお部屋に入っても、すごく落ち着きの感じられる洋館でした

 

 

 おい

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

最後は、「ブラフ18番館」です

 

 

山手町のカトリック山手教会に隣接して建てられていた外国人住宅で、戦後山手教会の司祭館として使用されていたものです。

1991年老朽化に伴う解体に際して横浜市に寄贈され、山手イタリア山庭園内に移築復元されました。18番館の名前は当初建てられていた居留地の番地名から付けたそうです

 

 

リビング

 

 

 

 

 

サロン

 

 

 

 

 

サンルーム

 

 

 

 

 

 

 

ここも、展示室に、ブラフ18番館の模型がありました

 

 

2Fの談話室

 

 

 

 

 

 

 

 

寝室

このベッドは、市内の取り壊された他の西洋館より譲り受けたものだそうです

外国人住宅の暮らしを再現しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いちばん、山手の元町に近い丘に立っていて、ここも景色がいいです

 

 

 

 

 

 

 

 

左に見えてる木は桜の木で、お花見の頃はとってもきれいに咲きます🌸

 

 

 

 

さて、お外へ出て見ると、そこに箱庭のような世界を発見!?

 

 

西洋館のミニチュア!!

ブラフ18番館前の傾斜地に7館。港の丘公園に2017年、フェスティバルで展示されていたのを持ってきたそうです

これはこれで、かわいいイエローハート ですね

 

 

山手西洋館は、お正月あけすぐ(4日)に1回目は行ったので、お正月飾りも、クリスマス飾りもなにもなく、いちばん質素な様子しか見れなかったのですが、訪問客も少なく、じっくり味わってくることができました

 

どこもただ異国情緒を漂わせるだけでなく、集会場や音楽会、結婚式場などで使われていて

いまでも横浜市民の方の暮らしに密着しているのだな~

という点が、たんなるミュージアム? と違うところだなって思いました。

 

山手西洋館は、厳密に言えば、山手資料館や、えのき邸、80番館の遺構などもあり、まだほかにも洋館の名残を感じさせるところがあって、機会があればこんどはそっちも訪れてみたいと思います

 

そのときは、今回入らなかった喫茶室で、山手の戦前の歴史なども感じながら、時を過ごして来ようと思いますルンルン

 

 

 

 

晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ

 

それでは皆さん、明日も皆さまにとって良い日でありますように~