ご訪問ありがとうございます!
三重県津市在住、声優プロダクション所属の和田有香里です

昨日は司会のお仕事をさせて頂きました!
事務所メンバーもイベントの司会をよくしています
声優に司会を頼んで頂く最大の利点は
原稿の文面に気持ちを込めて話します

よく「原稿読んでる」感の司会の方がいらっしゃいます
確かに原稿を読んでいるので「読んでいる感が出る」のはおかしくはないのですが、
声優は「読んで」いると
「ただ読んでるだけ」
といった厳しいダメ出しが入るので、
原稿の文章は「表現するもの」であり「話すもの」という認識です
とあるディレクターは
「ナレーション現場で『この原稿読んで』と自分は絶対言わない。言ったら【読んでしまう】。僕は「喋って」か「言って」しか言わない」
と言われていて、私も収録現場では「読む」を禁句にしております
ーそのような経験から
私は特に、原稿がある場合は、
何故この文面が入ったのか、
そこにどのような気持ちがあり、
どう話せば皆さまにこの想いが伝わるか
そこをとても考えます
その「想い」が相手に伝わり、その場が少しでも皆さんの心に残って下されば嬉しいです

もし『あ!そんな司会がいい』と
今後声優に司会をふられる方は、原稿もご一緒にお渡し下さると、どちらもやりやすいかと思います

声優業はセリフにしろ、ナレーションにしろ「原稿(文)ありき」な仕事がメインのため、
司会業が本業の方や、昨日ご挨拶されていたご来賓の皆さまのように思ったことを流暢に話すのはどちらかといえば苦手です

(挨拶が皆さん素晴らしかったです)
あと、心掛けたことは、
当たり前ですが、滑舌良く話すこと
特に私は「滑舌ボイストレーナー」をしておりますので、そこは譲れないところでもあります
昨日は特にご来賓の皆さまがとても多くいらっしゃったので、
『ご紹介で絶対噛まない』という気持ちも入っておりました
(意味を理解し、しっかり一音一音最後の文字まで言うこと、変なところで切らない、お名前に強調をかけることなど気をつけておりました)
これはしっかり出来たと思います

お知り合いの方が何名かいらして、
「これが本職なんだね」
「びっくりした」
「え!声優プロダクション所属なの?」
「あんた上手やなー」
といったお声がけをして下さりありがたかったです

ある方は15年ぶりだったそう!

最近その頃の方と縁があります

素敵なご縁を頂きありがとうございました!
あなた誰?なんなの?という方は
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