“むす美”の「ふろしき講習会」で【旅行に役立つふろしき活用法】を学びました
7月18日、京都のふろしき専門店【むす美】で「ふろしき講習会」を受けました。
1月に基礎編、2月にアレンジ編「バッグとしての活用法」を学び、今回は3回目の受講です。
今回のアレンジ編のテーマは「旅行に役立つふろしきの活用法」です
今までの講習会では10名近くの受講者で満席だったのですが、この日は私一人
京都は前日まで祇園祭の山鉾巡行で、京都の人にとっては忙しさまっただ中だったようです。マンツーマンで教えていただくことができて、私にとってはラッキーでした
最初は前回までの基礎的な包み方の復習
「平包み」と「お使い包み」です。
復習といっても、慶事と弔事では中の品物の向きが異なることなど新しい知識も教えていただきました。
次は、旅行やレジャーで使える包み方
ふろしきをリュックのように使う方法がこちら ↓
横から見るとこう ↓
かわいいリュックになってるでしょ?
ここで使っているふろしきはむす美オリジナルの「アクアドロップ」です。
一辺が約100cm、ポリエステル100%で強い撥水コーティングされています。軽くて水を通さないのでとても便利。汚れたら洗えます。
スタッフさんに、いろんな使い方ができると説明していただきました。
私は、まず小さな子どもさんを連れて歩く方にお勧めしたいです。
撥水加工しているのでおむつ替えシートに便利。レジャーシートにも使えます。汚れたらさっと洗えて、乾きも早いです。
リュックにすると荷物が多くても対応でき、手が空くので子どもと手をつなげるし、写真を撮るのも楽小さなふろしきでリュックのように作って、子どもに自分の持ち物を背負わせるのもかわいいですね
次は「しずくバッグ」という形 ↓
しずくのような形の中に、どんどん物が入れられます。これもアクアドロップで作ってみました。
おみやげもどんどん入れられます。濡れた水着やタオルも大丈夫
私は、旅館のお風呂に行く時に着替えを入れるのにいいなと思います部屋に戻る途中でおみやげを見るのに持って歩いても、中が見えないので安心です。
もちろん普通の素材のふろしきでも便利な形ですね。
しずくバッグを腰に結ぶ方法もあります。
大きなウエストポーチという感じですね。両手が使えるのが便利
アウトドアのレジャーの場面で屈んだ時、ショルダーバッグや斜めがけバッグが体の前に垂れてきて邪魔になることがあります。でも、この腰に結ぶ形だと邪魔にならずに動けます。
自転車に乗る時も便利で、スタッフさんも多用しておられるそうです。
女性は旅行に靴の替えを持っていくことがあります
そこで、靴の包み方も習いました ↓
左右に片方ずつ包んでいます。
この方法はいろんな大きさ・形の靴に対応でき、スーツケースの中での納まりがいいですね。
実はこの包み方は、お酒の瓶2本の包み方の応用です。
旅行ではありませんが、お休みになると、手作りの料理を持ち寄って食事をすることがあります。ケーキ、お寿司、料理を盛りつけたお皿、料理の入ったお鍋……、傾けずに持っていきたいですね。でも、両手で持つとドアの鍵も閉められない
そこで、中の物を傾けずに片手で持てる包み方です ↓
こんなお鍋を包んでみます。
中の物の大きさに合わせて調節できるので、しっかりホールドできます。
ふろしきは物を包むだけではありません。
「ボレロ & パレオ」としての使い方もできます ↓
冷房対策としてふろしきを羽織っています。
これは、スカーフの「カーディガン結び」と同じなんですよ ↓
ふろしきとスカーフの壁は低くて、そこが楽しいです
私が最近結んでいるこのスカーフも、実は「むす美」のふろしきです。
このことを話すとスタッフの皆さんも喜んでくださいました。
そしてこの日、1人のスタッフさんが結んでおられたスカーフも、実はふろしきだったのです。
シンプルなお洋服にシックな色合いの花柄がステキですね
結び目をよく見ると、花と葉っぱのようになっています
スタッフの皆さんが楽しんでふろしきを使っておられるのが伝わってきます。
他にもたくさんの使い方を習いました。受講生が私だけだったのでいろんな質問やおしゃべりをさせていただき、楽しい講習会でした