“ひまり庵”の高田聖子さんに着物を着付けていただいて
私、大変身しました
振り返ってみると、私がおとなになってから着物をきちんと着たのは20数年前の自分の結婚式だけなんです。
成人式でも着物を着てないし(そもそも成人式に出てないし)、結婚するときに親は着物を誂えて何枚か持たせてくれましたが一度も着る機会がなく、未だにしつけ糸が付いたままです
嫌いじゃないんですよ 自分で着られないから
息子が3歳頃家族で金沢に旅行した時、加賀友禅会館で着物体験をしたんです。
でも私が着物を着たとたん、いつもと違うお母さんになってしまったことに息子がパニックになって大絶叫
その対応がたいへんだった記憶しかなく、着物を着た実感はゼロ
子どもの頃は着物を着せてもらっていたようです
実家の前で2~3歳頃かな?(時代を感じさせる白黒写真です
)
1月5日が地域の八幡神社のお祭りで、女の子はみんな着物を着ておめかしする日でした
お向かいの家のお兄ちゃんと一緒です。男の子も「よそいき」の服を着ています
ちなみにこちらは普段の夏のある日
比べていただくと、上の写真のお祭りの日がどれだけ特別な日だったのか お分かりいただけると思います。
もう少し大きくなってからの写真がこちら
4歳頃かな?実家が酒・たばこ屋だったのでお店の前です。
着物は上の写真と同じものですが、肩縫い上げが少し下ろされています。
自分の髪でアップにしてもらって、親の力の入れようがうかがわれます
これは6歳の時。この時の記憶ははっきりあります。
着物を汚してはいけないとか、おとなしくしてないと着崩れるとか言われて緊張してぶっちょづらです
上3枚がカラーでないのが残念
(この2年後くらいからカラー写真になる時代です。)
このような子ども時代から50年ほど着物に憧れながらもほとんど無縁だった私です
そんな私が9月14日、大阪の「ひまり庵」の高田聖子さんの教室におうかがいしました
高田聖子さんは着物着付けが本職でいらっしゃいますが、私が今回お願いしたのは「ヘヤーアレンジ、着付け、写真撮影」がセットになった魅惑の変身スペシャル
高田さんは「やはり着物にはアップが合いますね」と言って、私のショートに近いボブの髪を、苦労して夜会巻きにしてくださいました
ヘヤースプレーとピン35本を使って、着付け以上に苦心してくださいました
しかも、着物もレンタルさせていただいたのですよ
私は身長が170cmあるので既製のものはなかなか合わないのですが、最近大きいサイズのを入れられたばかり
私のパーソナルカラーで大好きな水色のお着物を準備してくださっていたのです
こうして大変身した私がこちら
自分でも「これは誰」というくらい、今までと違うイメージに
後ろ姿はこんな感じ帯も大好きなピンクです
全身はこうです
色合いは私の大好きな薄い水色ですが、模様は菊の花や紅葉が中心で秋らしくて今の季節にぴったり
ひまり庵の室内でも撮っていただきました
私の「着物空白期間」を一気に取り戻した気分で、大満足です
ここまででトータル2時間写真をデータで100枚以上いただきました
次は、結婚する時に持たせてもらったしつけ糸が付いたままの着物を持参して、もう一度お願いしようと考えています
私達の年代は、着物を着て仕事をなさる方以外は、着物を着ても自分が主役ということは少ないです。
子どもや孫の七五三、子どもの結納、親戚や友達の結婚披露宴……、周りに気を遣って自分のことはあとまわしになることがほとんど
でもここでは自分が主役!着物がなくても貸していただけます
おすすめですよ
ちなみに こちらがいつもの私