こんにちは、まりあです
今日は、自分にも起こった
高度不妊治療による分娩時のリスクについて
第1子のときの妊娠は、
ホルモン補充周期での胚盤胞移植
今回の第2子も全く同じ方法で妊娠しました
今回妊婦健診と分娩をお願いするW産婦人科で、
第1子の母子手帳をお渡しして
院長先生に出産時の状況やその後の経過を見てもらったんですね。
↓こちらの記事でも少し触れたのですが
普通だと、
・分娩第1期(開口期)
陣痛開始から子宮口が完全に開くまで
↓
・分娩第2期(娩出期)
子宮口が完全に開いてから赤ちゃん誕生まで
↓
・分娩第3期(後産期)
赤ちゃん誕生から胎盤が出るまで
赤ちゃんが産まれたあとに、赤ちゃんに栄養や酸素を送っていた胎盤を体外に出すために軽い陣痛が起こります。所要時間目安は5~10分ほど。
こういう流れで分娩が進んで、
自然と胎盤が出てくるのですが
私は赤ちゃんが産まれた後、
分娩第3期(後産期)に
胎盤が自然と排出されなくて
用手剥離(手で掻き出す)
→子宮内反(子宮がベコッと凹む)を起こして
ものすごく大量に出血しました
その時に子宮を柔らかくする薬がなかった&
先生の力量不足によるところも大いにあるのですが
私自身は途中から全身麻酔で
全く意識がなかったので
大量出血の感覚も何もなかったのですが
ずっと夫が傍で支えて状況をみていてくれました
経緯を院長先生にお話し、
母子手帳に書いてある出血量や
産後の貧血の数値を見て、
本当に生死にかかわるような出血量だよ
これで輸血しないのは考えられないレベル
このW産婦人科は私の通っていた不妊治療クリニックから転院してくる人がとても多いのですが。
(不妊治療クリニックでは不妊治療専門としており、産科はない。そしてW産婦人科と不妊治療クリニックはとても近くにある)
ホルモン補充周期で妊娠した人は
胎盤が少し癒着していることが多くて、
出血量が多くなる人が本当に多いんだよ。
今回もホルモン補充で妊娠しているから、
出産時も気をつけて見ていくね。
なるほど
ホルモン補充してると癒着胎盤になりやすいのか
産んだ地元の総合病院では、
用手剥離で子宮内反になるのは1万人に1人とか言われて
すごい確率で私はそれに当てはまってしまったんだな…
次は大丈夫かな?
と思っていたけれど
今回もなりやすいんですね!
覚悟しときます!
って気持ちになりました!!
一応注意ですが
※癒着しているからって、私ほど出血するとは限りません!
私はかなりレアな方だと思います
実際に、赤ちゃんを外に出すところまでは
元気な顔で写真も撮れたのですが
全て終わって目を覚ました時には
別人になっておりました
全身の血の量が通常の1/3になっており、
血の気が全くなく
全身真っ白で
分娩時に力んだ時に目の血管が切れて
白目が赤くなっていて、
貧血で起き上がることも出来ない状態でした
今考えるとめちゃめちゃホラーですね笑
尿道も繋がっていて
2日間くらい寝たきりだったかな
その後もフラフラで歩くのも大変だったな
結局、貧血の数値が良くなるまで
11日間入院しましたOh!my!god!
42万円補助出るのに、
プラスで25万円くらい払ったよね高っ!
でも、産まれてきてくれた赤ちゃんにも
すぐ会うことができて
母乳をあげたり寝ながらだけど抱っこしたり
本当に幸せいっぱいな記憶しかない
陣痛もめちゃめちゃ痛くて
後産でもめちゃめちゃ壮絶な経験をしたけれど、
出産に対する恐怖は残っていなくて
産後すぐにして2人目も欲しいなと思っていました
育児の大変さをまだ知らなかったからというのもある。
夫は、私がこんな大変な思いをして産んで、
もう俺からは到底2人目を産んで欲しいなんて頼めないなと思っていたらしい
今回のことで何が大切かというと
ホルモン補充で妊娠していると、
・癒着して胎盤が剥がれにくくなっている可能性がある
・そして出血量が多くなる可能性がある
ということを知っておくだけで、
出産までに先生に伝えて対策を取ることが出きるということ
不妊治療をしている方々が
私みたいにホラーな状況にならないことを
祈って
産まれたとき息子はめちゃめちゃ元気だったので
ご心配なく
母体の安全のために
まりあ
まだまだマスクが必要な世の中ですね