海藻で染めた真綿の紬だそう。
光沢がキレイ。
この照明だと分かりづらいですが、柔らかいオレンジです。
着ていくとケバが取れてもっとキレイになるんですって。
何でも良い物の経年変化は楽しそうだな〜。
帯も同じ織元さん。
もう採れない貝を使った幻の貝染が紫部分。
藍染の青。
いざり機という気が遠くなる手織りで作られます。
人間国宝の中島さんにはお嬢さんがいて、(多分私より年上かな…)
継いでいらっしゃいます。
いざり機で織るところは以前も見たことがあったけど、本当に気が遠くなる…
何時間かけて13メートルとか、14メートルとか織り上げるのか…
まだまだ私の身の丈には合いません…
もっと見合った人になりたいな〜。
日本の着物文化、知れば知るほど素晴らしい。
値段が高いのが仕方ないと感じる作業工程。
でも、高くて遠のくのも分かるし…
難しいところですな〜。