泉鏡花記念館と能楽美術館 | 早野ゆかりのブログ

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    ~縁もゆかりもありますように~

私は『天守物語』の富姫、『山吹』の縫子を演じたことがあり、どちらも泉鏡花の作品。それで移動日の一昨日、鏡花の世界に浸りたくて泉鏡花記念館へ。


泉鏡花の本の装丁、口絵を描いた人は多くてそれぞれの解釈、画風があり見惚れてしまった。
中でも気に入った絵師は、鰭崎英朋(ひれざきえいほう)。画集を購入した。



「生命(いのち)のために恋は捨てない」なんて凜とした言の葉でしょうか。
「恋のためなら生命も惜しくない」とかは聞くけれど、そうではない鏡花独特の世界を感じる。
朗読コーナーでは俳優佐藤慶さんの『高野聖』、活弁松田春翠さんの『滝の白糸』を聴いて楽しんだ。また鏡花作品に幾つも出演していらっしゃる玉三郎さんのビデオインタビューも参考になった。


それから能楽美術館へ。




三階の体験コーナーでは、飛び入りで太鼓を叩かせて頂いた。マンツーマンで教えて頂きながら音譜先生のような音は出なかったけれど、筋が良い、とお世辞を頂きフムフム。
楽しい休日だった。
その金沢から地方公演最後の地、砺波へ移動。

昨日、遂に今年100ステージを無事に終了したクラッカーブーケ1クラッカー
残り神奈川県内12ステージ、どうか無事に終了しますように目