こんにちは 王様です。

 

人生の最後を過ごす時、こんな素敵な「ホスピス」があれば、楽しい時間が送れるのかも、と思います。

シンプルだけど上質な、良いホテルのような部屋、どれだけ横になっていても疲れないベッド、肌触りの良いリネン、そして香りのよいバスアメニティ。

もちろん温暖な気候、そよ風が爽やかな匂いを運んでくる環境。

そして、もちろん、一番大切なのは、おいしい食事と「おやつ」。

 

小川糸の小説「ライオンのおやつ」の中に、そんな美しい「ホスピス」が描かれています。

瀬戸内海の小さな島「レモン島」、橋で本土とも繋がっている、そこにある施設。

「ホスピス」での食事、

朝食は、丁寧に作られた色々なお粥、フルーツ粥なんてものもある。

昼食は、身体にやさしいバイキング、サンドイッチやベーグルも特別。

夕食は、セットメニューだけど、食べられる人は、肉や魚も追加できる。

 

そして、毎週日曜には、「おやつの時間」がある。

「ホスピス」の滞在者がリクエストし、抽選で一つの「おやつ」が提供される。

思い出の「おやつ」、理想の「おやつ」、人生の最後の「おやつ」が食べられる。

甘いもの好きな王様には、なんて素敵なイベント。

 

小説の主人公は、子宮にステージⅣのガンがある33歳の女性。

手術や放射線治療の後、「ホスピス」を選んだ。

 

くまりんは、まだ大丈夫。

まだまだ、沖縄のこの部屋で暮らすことは出来るでしょう。

でも、色々な選択肢は、持っていたいと、王様は考えている。

 

少しハードな日々が続き、ブログをアップ出来ませんでした。

間隔が空きましたが、なんとか、再度書き始めることが出来ました。

続けたいと思っています。

 

さて、つい先日、山のようなお土産と笑いを携えて、沖縄に来てくれたお友達。

まずは、王様が一番嬉しかったモノ。

沖縄の強い日差しから守るサングラスを、頭に載せたビーチ気分のくま家の次男「ごでぃば君」とお土産の写真。

「京都祇園あのん本店」のお菓子。

あんこをテーマに上品な和菓子の「あのん」。

そこの「あんぽーね」、ちょっとユニークなネーミング、新感覚の最中だ。

シンプルで、とても細長いパッケージがセンスがいい。

中には、最中の皮と、ジャムのような瓶が2本。

自分で、中身を詰めて仕上げる最中だ。

瓶の中身が書いてある、「ますかるぽーね」と「粒あん」。

だから、「あん」と「ぽーね」で、商品名が「あんぽーね」。

左の瓶の白いのが、「ますかるぽーね」、マスカルポーネチーズで作ったクリームで、少しだけ甘みが加えてある。

「ますかるぽーね」のチーズクリームは、ムースのようで、くちどけが良く、くまりんも、美味しく食べられた。

最中にせず、クリームだけを、くまりんの口の中に入れてあげる。

粒あんは、わずかな小豆の皮も、くまりんの嚥下の邪魔になるみたいだ。

でも、「こしあん」は、くまりんも食べられる。

だから、毎回、お友達のお土産に、伊勢の銘菓「赤福」がある。

「こしあん」は、くまりんが、「もち」は、王様が、二人で分け合う。

いつも、くまりんが食べられそうな新しいモノを探してくれるお友達。

会えない時も、くまりんのことを考えてくれている。

ありがとう。

次は、くまりんが、一番嬉しかったお土産のブログを書くよ。